目次
ウルセラとは
ウルセラとは
ウルセラは、超音波エネルギーを用いてSMAS(皮膚を支えている表在性筋膜層)を点状に焼くことで皮膚表面から超音波を照射する治療です。
この治療法は一般的にHIFUはHigh-Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)と呼ばれますが様々なクリニックのみならず、エステまでもが導入していますがアメリカのFDA(厚生労働省のような許認可機関)にたるみ治療として効果があると認められているものはウルセラのみとなっています。
ただしHIFUで治療を行う場合SMASはある一定の出力で焼灼しないと“全く反応しない”ので、弱い出力(≒痛みが軽い)を数多く照射したとしても効果は期待できません。
十分な効果を得るためには出力をあげる必要があるのですが、SMASには神経が多く分布していますので、正しくSMASを熱で収縮させた場合には必ず『強烈』な痛みが発生します。
(例えると、無麻酔で歯を深くまで削る痛みが近いと言えます。)
だからこそ、ウルセラの最大限の効果を出すためには、『全身麻酔で一番強い出力』が必要なのです。
シンシアのウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)の本質に迫った治療を行っています。
ウルセラで最大限の効果を出すための「全身麻酔と出力について」の詳細はこちらをご覧ください。
こんな方におすすめ
- 手術や注射の
治療は怖い - 1回の治療で
実感したい - ダウンタイムの長い
治療は受けられない - 痛みを感じることなく
治療を受けたい
米国アリゾナ州に本社があるウルセラ社が製造・販売している「ウルセラシステム」(UltheraSystem)と呼ばれる機器を使用します。
アメリカのFDAが認める独自性を持つたるみ治療マシンです。
※FDA:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)を指します。
ウルセラの特徴
医療の現場において超音波は診断用の手段として使われてきました。
しかしながら近年になって超音波のエネルギーを治療に応用することが可能になっています。
美容においてその超音波のエネルギーを脂肪の分解に利用しているのが最先端のボディメイキング治療ベイザー(VASER)です。しかしこれらの治療は直接その組織に接した状態で行われることで効果が発生するというものでした。
さらにこの超音波を、より強力にし、かつ虫眼鏡のように凹面のレンズから一定距離のある一点に集中させることができるようになりました。
その焦点部分の温度は現在90℃以上まで上昇させることができるのです。これが、高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound:HIFU)です。
(ウルセラでは効果と安全のため75℃程度に調整されています)
HIFUでは焦点から外れた部位では超音波密度が低いので、焦点領域以外の組織には熱による損傷がほとんど見られません。一方狙ったポイントにおいて発生する75℃はタンパク質であるコラーゲン線維が瞬間的に変質し収縮してしまう温度なのです。
ウルセラ照射による凝固変質
ウルセラ(Ulthera)を豚肉に照射したところです。
点状にタンパク質の凝固変性が見られ引き締まっているのがわかります。
この実験では筋肉組織のタンパク質に対する凝固ですが、SMASの凝固も同様に行われます。(むしろ筋層よりも浅い部分にあるので確実に凝固しやすい)
ウルセラが画期的なのは表面からの照射だけでこれができるようになったということです。
SMASの熱収縮(ミニリフト)
動画はミニフェイスリフトをしているところです。(外国のクリニック)
耳の前を切開してスマス(SMAS)を露出し電気メスで熱を加えています。
すると点で熱を加えているにもかかわらずその部分に向けてSMASが大きく収縮しているのがわかります。これがウルセラで行われるSMASの熱収縮です。
ウルセラは高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound:HIFU)の焦点を結ぶように線状に正確に照射します。
この線を面となるように構成していくことで狙った領域のたるみを即時的に引き上げていく。
これがウルセラ(Ulthera)による引き上げ治療です。
ウルセラ、皮膚への照射イメージ
ウルセラリフトの直後は、超音波エネルギーの熱によって、皮膚内のコラーゲンの一部が熱変性を起こし収縮します。(即時的な引き締め効果)
その後、時間の経過とともに創傷治癒反応がおこることによって、もともと存在していたよりも大量のコラーゲンが再生成されるようになるため、さらなるリフトアップ効果が長期的に得られます。
その効果はおよそ1年にわたるといわれています。
ウルセラ(Ulthera)の治療画面です。ウルセラ(Ulthera)はリアルタイムに診断的超音波画面が表示されています。
この画面においては、皮膚の厚さ・脂肪組織の厚さ・筋層(SMAS)の位置・骨の存在などがリアルタイムに確認可能となります。
また照射を行ったときにもその変化をリアルタイムに確認することができるのです。
このことによりウルセラ(Ulthera)は安全かつ精度の高いたるみ治療が実現しています。
ウルセラの安全性とFDAの認可について
ウルセラは2004年にアメリカで開発されました。ウルセラの開発者はもともと肝臓腫瘍の画像診断と除去治療を同時に行える医療器械(HIFU)の開発を行っていました。その後、ウルセラ(Ulthera)の開発段階よりハーバードメディカルスクール、マサチューセッツ総合病院などをはじめ、アメリカにある数々の医療研究機関で数万件に及ぶ臨床実験を繰り返し、有効性や安全性を立証しました。
こうして誕生したのが、「超音波によるリフトアップ治療」を可能としたウルセラです。
アメリカにおいてはFDA(日本の厚生労働省にあたる機関。世界の医療行為に関する許認可の頂点です)がまずウルセラの眉毛のリフトアップ効果に対する承認を行い、さらに2012年にはウルセラ(Ulthera)の首とアゴ下のたるみ治療の効果に対する承認を行いました。
このことは手術以外のたるみ治療としてウルセラ(Ulthera)がその効果と安全性を認められたということなのです。
またウルセラ(Ulthera)は神経や血管なども多い深さ4.5mmのSMAS層もターゲットとしているため、解剖を熟知した医師の施術が必要となります。
シンシアでは日ごろから剥離範囲が大きく高度なSMASおよびリテイニングリガメント(皮膚と筋肉や骨などを強く結び付けている靭帯組織)の処理を伴うフェイスリフトを行っている医師だけが施術を担当するので安全性と効果がより高められています。
ウルセラの深さについて(4.5mm/3.0mm/1.5mm)
照射カートリッジ、3つの焦点の説明
ウルセラ(Ulthera)の照射カートリッジの焦点の深さは3種類に分けられます。
4.5mmと3.0mmおよび1.5mmです。
4.5mmと3.0mmはいわゆるウルセラ(Ulthera)の治療の根本となる深さです。ターゲットとされる層は基本的にSMASです。
4.5mmカートリッジのターゲットはSMASが深い位置にある部位、皮膚・脂肪の厚い部位に用いられます。
たとえば頬・フェイスライン・首・アゴ下などです。
骨が浅い所にある部位の場合反射などによって焦点部位が予想できなくなるのでおでこやこめかみなどは適応外となります。
4.5mm
3.0mmカートリッジのターゲットは真皮の深い部分からSMASにかけての深さです。
頬や首・アゴ下などのSMAS自体の厚みがあり引き上げるのに強力な力が必要な部位に関しては4.5mmの照射に引き続き3.0mmを重ねて照射することで強力な引き締めを行い効果を高めることができます。
また4.5mmが適さない額・こめかみなどは3.0mmが一番適しています。
3.0mm
1.5mmカートリッジのターゲットは真皮となります。
この深さは神経などの重要な組織が少ないので理論上すべての部分に照射が可能です。
ウルセラ(Ulthera)は真皮における引き締め効果も絶大ではありますがコストの点で同じターゲットを引き締めるタイタンやサーマクールの方が現実的です。
ただし眼の下など皮膚の薄い部分や小ジワに対する治療に向いています。繊細なハンドリングを必要とする部位の照射が多いので基本的にヘッドが小さく小回りのきくナロータイプを使用します。
1.5mm
ウルセラのSHOT数とプロトコールについて
ウルセラにはアメリカで数万件に及ぶ(アジア系アメリカ人も含めて)臨床試験によってプロトコールが完成しています。
シンシアではこのプロトコールのshot数に準拠し最大限の効果を出すようにしています。
ウルセラは効果的な出力は決まっていますのでプロトコール以下の照射数では効果が減少しますので注意が必要です。
一方、SMASは“一度HIFUによって収縮した部分はしばらくの間収縮できない”ので多すぎる照射数はやけどのリスクが上がるのみで効果が上がることはありません。
4.5㎜のカートリッジを使う部位です。
- ○頬は片側65shot両頬で130shot
- ○首・アゴ下は50shotとなります。
3.0㎜のカートリッジを使う部位です。
- ○眉毛の上 【片側】10shot【両側】20shot
- ○目じり~コメカミ 【片側】10shot【両側】20shot
- ○目の下 【片側】9shot【両側】18shot
- ○頬 【片側】40shot【両側】80shot
- ○首・アゴ下 50shot
またオプションで1.5㎜のカートリッジの使用が可能です。
基本プロトコールは図のようになりますが口の周りの小ジワや額の小ジワなどにも対応が可能になります。
※1.5㎜、3.0㎜、4.5㎜にかかわらず40shot単位でオプション追加が可能です。
基本治療としては4.5㎜と3.0㎜の組み合わせになるので
①眉毛の上 20shot(3㎜)
②目じり~コメカミ 20shot(3㎜)
③目の下 18shot(3㎜)
④頬 210shot(4.5㎜130shot+3.0㎜80shot)
⑤首・アゴ下 100shot(4.5㎜50shot+3.0㎜50shot)
顔①+②+③+④ 268shot
顔+⑤ 368shot
となります。
ウルセラの痛みについて
ウルセラはSMAS層に強い熱を発生させるため、神経に近接した部位などにおいては痛みとして感じることもあります。
院長が実際に施術を受けた感想としては、
- 鍼治療みたい
- 部位によっては歯科治療に似ている
といった感じでしたが麻酔も何も必要なく途中からは慣れて寝てしまうほどでした。
しかしながら痛みに関しては個人差が強く対策が必要な場合もあります。
その対策として
- 静脈麻酔による完全鎮静・完全鎮痛(全身麻酔)
を行っております。
シンシアは日常的に外科手術を行い、外科発想で美容皮膚科も行うクリニックなので、痛みを軽減あるいは除去することにおいて非常に精通しているクリニックです。
なお1.5mmのカートリッジを使う場合には表面麻酔が一定の効果を表します。
(3.0mm 4.5mmでは深すぎて意味がありません)
※逆に決してやってはいけない痛み対策があります。
それはクーリングです。
ウルセラは体温(SMASあたりは32℃くらい)を一瞬で75℃に上昇させることで効果を発揮する治療機です。
照射前にクーリングを行うと、治療部位が目標温度の75℃に達しなくなる可能性が高く、全く意味のない治療となってしまいます。
クーリングで痛みをとるクリニックはウルセラ(Ulthera)の本質を全く理解していない可能性がありますのでご注意ください。
全身麻酔と出力について
ウルセラは、『全身麻酔』をして『一番強い出力』で照射することが望ましい
※ウルセラ はSMAS を点状に焼いてSMASを収縮し弛みを改善する治療です。
動画上でSMASが大きく収縮しているのがわかります。これがウルセラで行われるSMASの熱収縮です。
SMASの熱収縮(バイポーラーでのSMASを点状に焼いたときの収縮)
この動画では、バイポーラーという点状に焼く機械でSMASを焼いています。出力4ではSMASは全く反応していません
が、出力7ではSMASが収縮しています。SMASはある一定の出力がないと全く反応しないのです。弱い出力を数多く照射したとしても効果はあまり期待できません。ウルセラの出力は4つあるのですが、正しくSMASに当てていれば、一番強い出力で照射したとしてもやけどのリスクは基本的にないと言えます。出力が高くなることでリスクが高まるのは、『痛み』のみです。
ウルセラは、特殊な超音波の照射方法で、SMAS層を点状に焼き、SMASを収縮させて弛みを改善する治療です。SMASには神経がたくさん走っていますので、その場所を熱で収縮させれば『強烈』な痛みが発生するのは当然です。ウルセラの痛みを例えると、無麻酔で歯を深くまで削る痛みが近いと言えます。だからこそ、全身麻酔が必要なのです。
上記のことからシンシアでは
ウルセラの最大限の効果を出すために『全身麻酔で一番強い出力』を行っています。
「高額な治療費を出したのに、十分な効果が得られなかった。」などといったことにならぬよう、高い意識を持ったクリニックをお選びになることをおすすめします。
次の動画は、実際に全身麻酔・一番強い出力でウルセラを照射しているところです。
全身麻酔・一番強い出力でウルセラを照射
全身麻酔は持続静脈注射による麻酔で、シンシアでは脂肪吸引やフェイスリフトを行う際に使用しています。最低出力でもそれなりの痛みがあるウルセラの最高出力は、かなり痛みが強いので、手術に準じた麻酔が必要になります。
全身麻酔といっても気道にチューブを入れるタイプでは無いので、身体の負担は非常に軽くなっています。患者様は痛みを感じておらず、寝ているので安らかに施術を受けていらっしゃるのがわかると思います。
全身麻酔は危険を伴いますので、普段から全身麻酔をかけていないクリニックでは、麻酔をかけること自体が難しく、対応してくれない場合もあります。
症例写真
- ブログ日付:2017-02-17
- ブログタイトル:【大変化】39歳女性 ウルセラで強烈な変化
施術詳細
- 施術名
- ウルセラ
- 施術内容
- 頬・フェイスラインもたるみを引き締めるため、高出力ウルセラで若返りを目指しました。
- 副作用・リスク
- 皮膚の赤み、腫れなどが現れることがあります。
- 費用
- 320,000円(2020年5月時点 麻酔代含む)
- ブログ日付:2015-09-20
- ブログタイトル:45歳女性 大変化が見て取れるウルセラの術前~術後写真
施術詳細
- 施術名
- ウルセラ
- 施術内容
- 頬・フェイスラインもたるみを引き締めるため、高出力ウルセラで若返りを目指しました。
- 副作用・リスク
- 皮膚の赤み、腫れなどが現れることがあります。
- 費用
- 320,000円(2020年5月時点 麻酔代含む)
施術の詳細
- 施術時間
- 30分~1時間半 (照射部位により時間が異なります。)
※施術後はご帰宅していただきます。
- 痛み
- 痛み対策として“持続静脈麻酔”などの麻酔を行っております。個人差はありますが術後に痛みが出ることはあります。
- 内出血
- まれに生じます。
- 腫 れ
- 術後腫れが生じることがあります。個人差はありますが1週間程度で改善されます。
- メイク
- 当日より可能です。
- 洗顔
- 当日より可能です。
- 入浴
- 当日より可能です。
- シャワー
- 当日より可能です。
■その他の注意事項
- 腫れ、内出血等によるいわゆるダウンタイムはその程度、受け止め方、周囲の受け止め方に大きな個人差がありますので大切な予定は余裕を持っていれるようにしてください。
- 激しい運動は、2~3日お控えください。
- やけどが起きる場合がございます。
■副作用・リスク
- 神経の炎症が起きることにより、しびれや感覚の麻痺が生じる場合がございます。
- 個人差がありますが施術後は数日から数週間程度、痛み、だるさ、内出血などを生じます。
- 麻酔の覚醒には個人差があり、術後のふらつき、気分不快、不穏などが見られることがありえます。
- 色素沈着や皮膚の固さ、皮膚の凸凹が生じる場合がございます。
- ごく稀なケースですが感染症や肺塞栓などの重篤な合併症を起こす場合がございます。
- 効果の程度、実感、満足度には個人差があります。
【その他、治療に関する注意事項】
以下の項目に該当する方は、事前に医師と相談することをおすすめします。
- ・医師との事前相談が望ましい方
-
- 治療部位にヒアルロン酸、コラーゲン注入またはボトックス注射を行ってから1か月以内の方
- 肌が極端に弱い方
- 治療や麻酔に不安がある方
- 痛みに不安のある方
- 現在他の病気を治療中の方
- ケロイド体質
- 治療部位に金属プレート、シリコンなどを使用している方
- ・ウルセラを受けることが出来ない方
-
- ペースメーカー、体内埋込式徐細動器など体内に金属類を埋め込んでいる方
- 妊娠中または妊娠している可能性のある方
料金
- (1) 眉毛の上 20shot(3mm)
- 66,000円
- (2) 目じり~コメカミ 20shot(3mm)
- 66,000円
- (3) 目の下 18shot(3mm)
- 66,000円
- (4) 頬 210shot(4.5mm130shot+3.0mm 80shot)
- 198,000円
- (5) 首・アゴ下 100shot(4.5mm50shot+3.0mm 50shot)
- 132,000円
- 顔(1)+ (2)+ (3)+ (4) 268shot
- 242,000円
- 顔+(5) 368shot
- 330,000円
- 追加40shot
- 55,000円
■オプション
- 全身麻酔(静脈麻酔)
- 22,000円
※料金は全て税込価格です
よくある質問
- ウルセラとは何ですか?
- ウルセラは非手術的に超音波を使用してダウンタイムなしに肌のたるみを持ち上げ、緩みを改善する治療です。
- ウルセラならではの特徴はなんですか?
- ウルセラは今まで外科的な手術でしかアプローチできなかった皮膚の下で支えとなっているSMASなどの組織を、皮膚表面を切開したり針を刺したりすることなく正確に処置できる施術です。
またリアルタイムに目的部位を超音波診断装置で確認しながら施術できるため最も効果的にエネルギーを加えることができるという点も美容皮膚科治療である点です。
- ウルセラは公的に認められた治療ですか?
- ウルセラは眉、首・アゴ下の皮膚のたるみの改善の治療器として安全かつ有効であるというFDAの認可を受けている治療方法です。
- ウルセラの超音波はどのようにして効果を出すのですか?
- ウルセラの超音波は高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound:HIFU)と言って標的部位を一瞬にして75℃まで加熱します。このことによって、コラーゲンは熱変性を起こして収縮したるみを改善させます。また長期的には人間の体が本来持っている創傷治癒機構によってもともとあったコラーゲン量よりも多いコラーゲンがつくられるためハリも出るのです。
- そもそもコラーゲンというのは何をしているのですか?
- コラーゲンは皮膚の真皮層などに存在し、その部分に支える力を提供したり弾力を確保したりしています。その存在は人々の見た目の若々しさにおいて非常に重要な役割を果たしています。
しかしながらコラーゲンは加齢とともに質・量ともに低下し皮膚のたるみや質感の低下がみられるようになってきます。
- ウルセラは手術ですか?
- ウルセラの超音波は高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound:HIFU)と言って標的部位を一瞬にして75℃まで加熱します。このことによって、コラーゲンは熱変性を起こして収縮したるみを改善させます。また長期的には人間の体が本来持っている創傷治癒機構によってもともとあったコラーゲン量よりも多いコラーゲンがつくられるためハリも出るのです。
- ウルセラは皮膚を切るフェイスリフト手術に匹敵する効果がありますか?
- ウルセラはシンシアのシグネチャーフェイスリフトに匹敵するほどの効果はありません。
しかしながら顔面中央(リテイニングリガメントの内側)のSMASを処理する能力においてはコメカミリフトや頬リフトを凌駕します。(剥離範囲が小さいリフトは顔面中央のSMASを処理できません)ただし一人一人のたるみの状態に対する対応については医師にご相談ください。
- ウルセラとレーザーとの違いは何ですか?
- レーザーは、典型的には皮膚の表層の問題(小ジワ、シワ、色素の変化)に対応。ウルセラは深い皮膚層や皮膚の支持組織(SMAS)を持ち上げます。したがって2つの技術を組み合わせることは非常におすすめです。
- ウルセラは安全ですか?
- 臨床試験で安全性を実証した後、FDAによって認可されており、10万人以上の治療が安全に世界中で行われています。
- ウルセラはどのくらい時間がかかりますか?
- 顔全体と首の治療は60〜90分かかり、部分的な頬や眉リフト治療は30分程度です。
- ダウンタイムはありますか?
- ウルセラはメスや針を使わない非侵襲的治療なので、通常ダウンタイムはありませんが、まれに赤みや腫れ・内出血・違和感が生じる場合があります(数日~1週間程度)。
- ウルセラは痛いですか?
- ウルセラは高出力により高熱でSMAS層を収縮・変性させてこそたるみ改善効果が得られるもので、痛みの少ない低出力での照射は温められるだけで効果は全く得られません。当院では最大限の効果を実感していただくために最高出力で照射していますが、それだけ強い痛みを感じますので、静脈麻酔を用いて照射を行います。無意識下で眠っている状態のため、痛みを感じることはありません。
- ウルセラは看護師が施術しますか?
- ウルセラは血管や神経が存在する層に照射して効果を出す治療器であるため解剖を理解した医師が施術を行う必要があります。またシンシアでは普段からSMAS・リテイニングリガメントなどを実際にフェイスリフトでじかに見ている医師が担当しますのでより安心です。
- 施術後は日常生活で何か制限はありますか?
- 施術直後からメイクが可能です。当日、シャワーや洗髪は可能ですが、体を温めてしまうと腫れなどが生じる可能性が高まるため、長時間の入浴や飲酒は翌日からにしてください。激しい運動は2~3日お控えください。
- ウルセラの効果はどれくらい持続しますか?
- ウルセラは、SMAS層の収縮による即時的な効果だけでなく、照射後にも約2ヵ月にわたってコラーゲンが生成され徐々に効果が発現がします。これらの効果は半年~1年程度持続します。ところが、我々の老化現象は経時的に進行するものであり、老化現象自体を止める治療は残念ながら存在しません。この観点から、半年~1年程度の間隔で繰り返し施術をお受けいただくことをおすすめします。
- 顔の手術を受けたことがあるのですが、ウルセラの施術は可能ですか?
- 金属製の人工物(金の糸やプレートなど)を使用した手術の場合、施術が困難なことがあります。溶ける糸によるリフトアップなどの場合には施術は可能です。いずれにしても、過去に顔の手術歴がある場合は施術が可能であるか判断を要しますので、予めお知らせください。
- ウルセラの治療回数と効果の持続期間はどうなりますか?
- ウルセラは1回の治療で効果が半年から1年と続きますので、1年に1、2回繰り返すことをおすすめします。
- ウルセラはどんな肌質でも受けられますか?
- 超音波治療はレーザー・光治療とは異なり、肌の色や水分などに影響されないので、肌色・肌質に関係なく受けることができます。治療部位に金の糸などの金属が入っている方や妊娠中の方は治療が受けられません。
- ウルセラはヒアルロン酸注入やボトックス注射、他の光・レーザー治療などを受けていても受けられますか?
- 受けられます。異なった治療を組み合わせることでより効果が期待できます。同日に治療することも可能なので、カウンセリング時にご相談ください。
- ウルセラで効果の出にくい人はいますか?
- 施術部位の皮下脂肪が厚く、超音波がSMAS筋膜に達しにくくなっている方、皮膚に紫外線によるダメージが蓄積しており、紫外線による肌の老化である「光老化」と呼ばれる現象が起き、コラーゲンの生産能力が低下している方、ウルセラの痛みにたえきれず出力を落とした方は、効果が現れにくいかもしれません。
通常のクリニックでは上から2段階目の出力で治療を始め、痛がり方に応じて出力を低めていきます。当院では、十分な効果を出すために最高出力での施術に拘っています。痛みに対する配慮として静脈麻酔による無意識下(全身麻酔)で行っています。
- ウルセラでの注意点はありますか?
- 痛み対策としてクーリングを行ってはいけません。ウルセラは体温(SMASあたりは32℃くらい)を一瞬で75℃に上昇させることで効果を発揮する治療機です。照射前にクーリングしてSMAS温が20℃になってしまうと治療温度に達しなくなる可能性が高く、全く意味のない治療となってしまいます。クーリングで痛みをとるクリニックはウルセラの本質を全く理解していない可能性がありますのでご注意下さい。
- ウルセラとサーマクールの違いは何ですか?
- サーマクールはRF(ラジオ波)エネルギーによる皮膚の引き締め、ウルセラ(ハイフ)は超音波エネルギーによる皮下・SMAS層(皮膚を支えている表在性の筋膜)を引き上げる治療です。どちらがより効果的であるかはお顔のたるみの状態により異なりますので、カウンセリングにておすすめの治療をお伝え致します。もちろん、たるみは皮膚にも皮膚を支える層にも生じますので、サーマクールとウルセラの両方をお受けいただくと、“切らないたるみ治療”の中で最高の効果を得られます。
美容外科
目元のエイジングケア治療
- 目元のエイジングケア治療
- 目の下のクマ・たるみ治療【経結膜脱脂術・眼窩脂肪注入・マイクロCRF】
- ゴルゴ線(ゴルゴライン、インディアンライン)治療【ゴルゴ線剥離・脂肪注入・マイクロCRF】
- 上まぶたのたるみ取り【眉下切開術・二重ライン切開術】
- 眼瞼下垂症手術【挙筋前転法、腱膜固定法】
- リジュランI
脂肪吸引
- 脂肪吸引
- ベイザー脂肪吸引
- アキーセル脂肪吸引
- ベイザー®脂肪吸引×アキーセル脂肪吸引
- 顔の脂肪吸引
- 二の腕・腕まわりの脂肪吸引
- お腹・腰まわりの脂肪吸引
- 太もも・お尻の脂肪吸引
- 下腿(ふくらはぎ・足首)の脂肪吸引
- 全身の脂肪吸引
- シンシアの脂肪吸引へのこだわり
- 脂肪吸引の流れ・術後の経過
- 脂肪吸引における正しい麻酔
- 他院で受けた脂肪吸引で満足出来なかった方へ「脂肪吸引の他院修正」
豊胸・バスト整形
フェイスリフト
- フェイスリフト
- シンシアシグネチャーフェイスリフト
- トータルフェイスリフトSMAS法
- 部分フェイスリフト(前額リフト・ミニリフト)
- 頬+アゴ下 ベイザー®×アキーセル脂肪吸引+脂肪注入によるフェイスリフト
二重まぶた・二重形成術・目元
ワキガ・多汗症治療
- ワキガ・多汗症治療
- ワキガ治療 ベイザー・フォーミュラシェーバーシステム
- ワキガ治療 皮弁法【剪除法】
- 多汗症治療 ボツリヌストキシン注射【ワキボトックス】
- ワキガ・多汗症の基礎知識
- シンシアのワキガ治療について
- ワキガ•多汗症のコラム
糸リフト(スレッドリフト)
小顔・輪郭形成
- 小顔・輪郭形成
- 顔の脂肪吸引【頬・アゴ下】
- BNLS 脂肪溶解注射【小顔・痩身】
- 【医療ハイフ(HIFU)】ウルトラセルZi/ウルトラセルQ+
- お顔のボリュームアップ・輪郭形成【丸いおでこ・おとがい(アゴ)形成】
- ボツリヌストキシン注射による小顔治療【エラボトックス】
- デンシティ(DENSITY)
鼻の整形
口の整形
美容皮膚科
シワ・たるみ治療
- シワ・たるみ治療
- ウルセラ
- サーマクールFLX
- サーマクールアイ
- サーマクールFLX+ウルセラ コンビネーション治療
- サーマクールFLXとウルセラどっちがいいの?
- たるみのメカニズム
- 顔のたるみに効くレーザー機器 徹底比較
- 【医療ハイフ(HIFU)】ウルトラセルZi/ウルトラセルQ+
- タイタンXL
- シワ・たるみのヒアルロン酸注入治療
- お顔の表情ジワ改善
- ベビーコラーゲン注入
- 肌育製剤 プルリアルデンシファイ
- デンシティ(DENSITY)
シミ・そばかす・くすみなどの美白・美肌治療
- シミ・そばかす・くすみなどの美白・美肌治療
- スーパーフォトセラピー ICON MaxG(IPL:光治療)
- ライムライト(IPL:光治療)
- ジェネシス
- MedLite C6(メドライトC6)QスイッチYAGレーザー
- レーザートーニング
- 水光注射
- 美容点滴・注射
- イオン導入
- サリチル酸マクロゴールピーリング(ケミカルピーリング)
- ハイドロキノン
- トレチノイン
- 美白・美肌・肝斑 処方医薬品
- 取り扱い化粧品
- シンシアオリジナル ドクターズコスメ クリスタルシリーズ
肝斑・美白治療
- 肝斑・美白治療
- レーザートーニング
- ライムライト(IPL:光治療)
- ジェネシス
- ポテンツァ(POTENZA)
- トラネキサム酸 イオン導入
- マッサージピール(コラーゲンピール)
- 水光注射
- ダーマペン4【ヴェルベットスキン・マイクロボトックス・エクソソーム】
- 美白・美肌・肝斑 処方医薬品
- 取り扱い化粧品
- シンシアオリジナル ドクターズコスメ クリスタルシリーズ
ニキビ・ニキビ痕治療
- ニキビ・ニキビ痕治療
- ニキビ治療薬 ロアキュタン
- ホルモン療法
- ニキビ 面皰(めんぽう)圧出
- ニキビ痕治療 パールフラクショナル
- ジェネシス
- ライムライト(IPL:光治療)
- スーパーフォトセラピー ICON MaxG(IPL:光治療)
- ポテンツァ(POTENZA)
- 美容点滴・注射
- イオン導入
- サリチル酸マクロゴールピーリング(ケミカルピーリング)
- マッサージピール(コラーゲンピール)
- ニキビ痕、クレーター治療 サブシジョン
赤ら顔(酒さ)・毛細血管拡張症治療
- 赤ら顔(酒さ)・毛細血管拡張症治療
- ジェネシス
- ライムライト(IPL:光治療)
- スーパーフォトセラピー ICON MaxG(IPL:光治療)
- ポテンツァ(POTENZA)
- イオン導入
- サリチル酸マクロゴールピーリング(ケミカルピーリング)
- ダーマローラー【毛孔性苔癬・成長因子導入】
- 美容点滴・注射
- シンシアオリジナル ドクターズコスメ クリスタルシリーズ
毛孔性苔癬治療
いぼ・ほくろ除去
注入治療
お肌を若々しくする 美肌・リバースエイジング 注入治療
- お肌を若々しくする 美肌・リバースエイジング 注入治療
- ポテンツァ(POTENZA)
- 肌再生 プロファイロ
- 肌再生 ハイドロインジェクション
- 肌再生 スネコス
- 水光注射(ダーマシャイン)
- ダーマペン4【ヴェルベットスキン・マイクロボトックス・エクソソーム】
- ダーマローラー【毛孔性苔癬・成長因子導入】
- 浄化濃縮 幹細胞セクレトームエキス+エクソソーム
- 肌育製剤 プルリアルデンシファイ
ヒアルロン酸注入
- ヒアルロン酸注入
- シワ・たるみのヒアルロン酸注入治療
- お顔のボリュームアップ・輪郭形成【丸いおでこ・おとがい(アゴ)形成】
- 鼻を高くする【ヒアルロン酸 隆鼻術】
- 唇をふっくらさせる【ヒアルロン酸注入】
- 涙袋形成術
- 肌再生 プロファイロ
- 肌再生 ハイドロインジェクション
- 肌再生 スネコス
- 肌育製剤 プルリアルデンシファイ
ボトックス注射
- ボトックス注射
- お顔の表情ジワ改善
- ボツリヌストキシン注射による小顔治療【エラボトックス】
- アゴ梅干し治療
- 笑顔のボトックス
- ガミースマイル【ボトックス注射】
- 美脚のボトックス
- 肩こりボトックス
- ボトックスリフト
- マイクロボトックス
その他
痩身治療
医療レーザー脱毛
傷痕・刺青・タトゥー除去
医療アートメイク
毛髪再生
男性のお悩み治療
女性のお悩み治療
コスメ・美肌・美容アイテム、その他の取り扱い商品