シンシアの大腿臀部膝周りVaser（+アキーセル）の傷の位置について

シンシアの下半身・太ももの脂肪吸引で使う吸引孔の位置のご説明。

いわゆる傷跡です。

以下の4枚のお写真は昨日のブログ記事でご紹介した方です。

術後1年のお写真

膝の内側以外の場所はかなり目立たなくなっています。

脚は下に行くほど色素沈着が目立たなくなっていくのに時間がかかりやすくなります

(；´Д｀)

ではなぜ、一般的な鼠径部とお尻の線の部分以外の吸引孔を使うのかを説明いたします。

このお写真は他院で大腿臀部膝周りを脂肪吸引して半年後の症例です。（完全保証を謳っているクリニックですが”医師判断”で再手術不可となりシンシアに来院）

なんとなく不自然(´・ω・`)

やはり鼠径部とお尻の下の線からだけのアプローチです。

なんとなく不自然な理由は・・・

○理由その1　　青い部分はベイザーが届かない上に（ベイザーの金属棒は最長30cm）吸引孔から遠いので十分な吸引がしづらい→吸い残し

○理由その2　　赤い部分は立体的な構造の問題で鼠径部と大殿溝からでは真っ直ぐな棒であるベイザーで十分脂肪が分解できない上に曲がった吸引管を使用してもアプローチしにくい→吸い残し

○理由その3　　体の脂肪吸引は一箇所に付き2方向以上からのアプローチをしないと凹凸が出やすいが鼠径部と大殿溝だけからのアプローチでは殆どの部分において1方向だけのアプローチになる→なんとなく凹凸

他院術後半年・シンシア術前

自分の鼠径部に孔をあけたと想定して（上の写真の吸引孔部位）

その孔から真っ直ぐな金属棒を突っ込んで赤の部分を均一に皮膚をつつくことなく（ベイザーの先端で皮膚をつつくとやけどや色素沈着しやすい）、皮膚に水平に前後させて脂肪を溶解させることができそうでしょうか？

これは不可能だと言えます。

また吸引管は曲がったものもありますが、この部分は鼠径部、大殿溝からのアプローチでは吸いにくい上に吸引方向が平行になってしまうので凹凸が出やすくなります。

シンシアのように下着の高さに隠れる体の真横に吸引孔をあけるとこの部分は近く、真っ直ぐな平面上にあるのでベイザーで溶解することが可能となります。またこの箇所を3方向から吸引するのでキレイに仕上がります。

他院術後シンシア術前

シンシア術後6ヶ月

シンシアでは下のような部位からのアプローチをすることにより、術前写真の赤の領域・青の領域に無理なくアプローチでき仕上がりが良くなっているのです。

吸引孔は気になるものではありますが、美しく仕上げるために必要な数というのは確保しないといけないと考えています。

もちろん、吸引孔の位置も気にしています。

※鼠径部は下着に隠れやすい

※膝内側は他人から見えにくい（黒いうちはブヨに刺されたと言い訳してください(；´Д｀)）

※下着に隠れる高さの体の側面は自分でほとんど見ることがない部分+性的なパートナーの視界にも入りづらい箇所です。

吸引孔は少なければいいってもんではない！！（●｀・ω・´●）

と知っていただけると幸いです。

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と・こ・ろ・で・・・・

鼠径部から膝まわりまでは決してベイザーは届きません（ベイザーの振動棒の長さは長いタイプで30cm）

ベイザー行っていると謳いながら鼠径部と大殿溝からしかアプローチをしないクリニックって・・・

膝周りはベイザーかけなくって良いのかな-

不思議だな-

どうしてるのかなー

かけてないのはそこの部分だけなのかなー

全てにおいてベイザーをかけたふりだったりしてー

(「・ω・)「   ガオー