後天性真皮メラノサイトーシス（ＡＤＭ・太田母斑の仲間）7回照射後

ず～っと頬にシミがあるなぁと思って、フォトフェイシャルやライムライトなどのフラッシュ治療或いはレーザー治療をしていたけど全然よくならないなぁ
(´・ω・`)

ってかたいらっしゃいますよね。
そういう悩みを抱えている場合、もしかしたらそれは普通の“シミ”ではなくて“アザ”なのかもしれません。
そのアザのことをADM（後天性真皮メラノサイトーシス）って言います。

後天性真皮メラノサイトーシス（ＡＤＭ）というのは特に女性に多く見られます。
ホホの両方にまだら状の青黒いシミが特徴です。（茶色い方もいるから難しいですが・・・）

太田母斑（目周りの青アザ）の仲間だといわれています。
なんで普通の治療に反応しないかっていうと上の画像のようにとにかく深いところにありすぎてフラッシュも、普通のシミ用レーザーもそもそも届かないんです。
治療は、深いところまで届くQ-スイッチYAGレーザーかQ-スイッチルビーレーザーの2択になります。
詳しいことは
ライムライトで絶対に良くならないシミとは【ＡＤＭ 後天性真皮メラノサイトーシス】1
ライムライトで絶対に良くならないシミとは【ＡＤＭ 後天性真皮メラノサイトーシス】2
ライムライトで絶対に良くならないシミとは【ＡＤＭ 後天性真皮メラノサイトーシス】3
にあるのでどうぞ(o^-‘)b

っていうのはテンプレです(*v.v)｡

今回の患者様は
https://cosmedical.jp/drcynthia/6368
の続きでQ－スイッチYAG7回照射後となります。
治療開始から2年半くらいです。

施術前

施術後

施術前

施術後

施術前

施術後

わずかに炎症後色素沈着は見られますがアザの原因となっている真皮層に入り込んだメラニン色素はほぼ消えています。
前回で照射は卒業となりあとは経過観察となります。

僕はいつもADMを診断すると患者様には2年計画です(;^_^A

とお話しますが、もうちょっと早い時期からファンデーションに隠れやすくなります。

正しい診察をしてくれるお医者さんのところに行かないと延々と無意味な治療をされる皮膚の疾患の代表選手です。
美容皮膚科のカウンセリングをカウンセラーや看護師がやっているクリニックがありますがそういうクリニックが往々にしてこのADMに対して延々とフォトフェイシャルをやったりするんですよね。本当に不思議になります。

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