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後天性真皮メラノサイトーシス(ADM・太田母斑の仲間)6回照射後

2012年09月27日

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)というのは特に女性に多く見られます。
この写真のようにホホの両方にまだら状の青黒いシミが特徴です。(茶色い方もいるから難しいですが・・・)

太田母斑の仲間だといわれています。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はシミというよりは“アザ”という表現が近く、新陳代謝をしている表皮よりも深い部分・・・真皮層にたまっているメラニン色素の病態なので一朝一夕には治りません。

Tattooを治療していくのと同じように徐々に徐々によくなっていきます。

フォトフェイシャルのようなフラッシュ型の治療器では1000回照射しても改善しません

(´・ω・`)
効果が出るのはQスイッチと名のついたレーザーのみと考えて差し支えありません。

その前に、肝斑や普通のシミと診察されないことが治療の大前提ですが・・・

施術前
施術前
施術前
施術前
これを治療する前にADM(後天性真皮メラノサイトーシス)という診断をするのが少し難しいです。
肝斑が混じっていたり、炎症後色素沈着が混じっていたりするので・・・
また治療の途中経過では肝斑との戦いがあったり、炎症後色素沈着が収まるのを待たなくてはいけなかったりするので大変なことも事実です。
ただし、このADM(後天性真皮メラノサイトーシス)はファンデーションで隠せないことが結構あるのでできたらキッチリと治療したいところです。

6回治療後
6回の治療にはおよそ2年の歳月が流れていますが・・・
(;^_^A
6回治療後
6回治療後

施術前
比べると大幅に改善しているのがわかると思います。

僕はいつもADMを診断すると患者様には2年計画です(;^_^A

とお話しする事がありますが、もうちょっと早い時期からファンデーションに隠れやすくなります。

正しい診察をしてくれるお医者さんのところに行かないと延々と無意味な治療をされる皮膚の疾患の代表選手です。
美容皮膚科のカウンセリングをカウンセラーや看護師がやっているクリニックがありますがそういうクリニックが往々にしてこのADMに対して延々とフォトフェイシャルをやったりするんですよね。本当に不思議になります。

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この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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