二の腕の毛孔性苔癬（ブツブツ・ザラザラ）　あきらめないでシンシアに(^-^)/

2012年12月03日

二の腕に赤黒いあるいは黒いブツブツができている状態で毛孔性苔癬という皮膚の病気があります
(´・ω・`)
別に不潔なわけではないし、太っている人にできやすいとは言われているものの、痩せている人にもできることがあります。
今回のモニター患者様は21歳の女性です。
全身に毛孔性苔癬ができやすい体質です。
本人には全く罪がないのですがやっぱり少しでもブツブツとしていると本人も気になるし、度合いが強ければなんとなく“触れ合いたい”という気持ちが下がることもありうる話です。

治療は前回も触れましたが

1.年取れば良くなるので経過観察

2.サリチル酸ワセリン・尿素軟膏・ビタミンA軟膏など塗り薬

3.脱毛

4.ピーリング

等がありますが・・・
どれも治療というには成績が悪すぎます。
シンシアではダーマローラーという治療器を使用して良好な結果を残しています。
（漫然とやっていてもだめみたいでテクニックと気合が重要なようです）

術前

3回術後
正直なところ施術前には
“よくなっていないのかな(-“-;A”
ってくらいの毛孔性苔癬があって少しまどったのですが・・・
術前（右上腕拡大）

3回施術後（右上腕拡大）
このようにだんだんと改善傾向にあります。
要するにはもともとがかなりの重症だったってことです。
毛孔性苔癬の治療は殆ど物が
“全く効果がない”
中でシンシアのダーマローラーの様にかなりの期待ができるものは本当にレアです。

シンシアにもパールフラクショナルという非常に優れたフラクショナルレーザーがありますが、あえてこのパールフラクショナルを使わないのはダ－マローラーの方が成績が良いことと、腕や脚にフラクショナルを照射すると炎症後色素沈着などの副作用からの回復がきわめて悪いことがあげられます。（※腕の皮膚は熱損傷にきわめて弱いのです。腕のホクロを炭酸ガスレーザーとるとキレイになるのに数年かかるのと一緒）
だから、シンシアでも“ほっぺた”の毛孔性苔癬だけはパールフラクショナルをおススメすることもあります。
（ほっぺたは手脚よりも何倍も回復が良い+ほっぺたはダーマローラーを力いっぱい転がすには狭い）

往々にして、レーザー照射の方が医師としては体力的に楽だしコストも高く取れますがシンシアでは
“ONLY効果(｀・ω・´)”
なのでこれからもダーマローラー治療が第一選択肢です。