- パールフラクショナル
パールフラクショナル 5 (光治療の歴史)
2010年01月27日
パールフラクショナルは日本人に適応できる最良のフラクショナルレーザーです
しかしパールフラクショナルが開発されるまでには長い歴史が必要でした
さらっと光・レーザー美容皮膚治療のことをお話します(^∇^)
1960年 アメリカのT.H.メイマンがルビーレーザーを開発。レオンゴールドマンが血管腫の治療を行う。
1975年 大城俊夫先生(慶応の先輩です)が工業用ルビーレーザーを医療用に改良しアザの治療を初めて開始。(僕が生まれたころですね今でも第一人者なのですごいです)
1980年代~1990年代 形成外科領域および皮膚科領域においてメラニン系のあざやシミや血管腫の治療がおこなわれ始める。
またこのころいわゆるレーザー・リサーフェシング(レーザーによる皮膚の入れ替え)が欧米で行われ始める。初期には基本的に炭酸ガスレーザーやErbium:YAG レーザーなどアブレーティブ テクニック(表面を熱で蒸散させていく)のみでした。
この効果は成功すれば素晴らしいのですが、日本人には副作用が強すぎて適応が難しいかったのです。(今では事実上アメリカCutera社のパールのみ何とか日本人に適応可能なアブレーティブ レーザー リサーフェシングです。)
※特にレーザー・リサーフェシングについては回をあらためてご説明します
(*v.v)。
1997年~ レーザー脱毛機が普及開始
代表格 キャンデラ社 ジェントルレース(アレキサンドライト)
Cynosure社 LPIR(アレキサンドライト)
コヒーレント社 Light Sheer (ダイオード)
(その後ずーっと時間がたってからシンシアの脱毛機である新しいダイオードレーザー“ソプラノ”Alma社や医療用のフラッシュProwave770Cutera社が登場するわけです。)
このレーザー脱毛が普及するまでは針で一本一本とてつもない時間と労力とお金をかけて脱毛していたのです。ワキ脱毛30万円なんてザラでした。
1999年 フォトフェイシャル登場(ルミナス社) この機械は一世風靡という言葉が最もふさわしい素晴らしい発想の機械でした。普段の生活のまま若返りが可能になったのです。
フォトフェイシャルはフラッシュ型の機械ですがこれによって非侵襲性(ノンアブレーティブ)にもかかわらず肌質の改善が可能という新しい分野の開拓がおこなわれたのです。
2004年 オーロラ(フォトフェイシャル+ラジオ波)が開発
2006年 日本人(東洋人の肌)を念頭にして開発されたライムライトCutera社が登場フラッシュ系の治療器にも光の品質があり白人の肌に合わせた治療器よりも当然黄色人種を念頭に置いた治療器が必要という認識が高まる。(フラッシュ型の機械で唯一肝斑にも対応している。)
ちなみにライムライトはアメリカでも最高級と認識されている治療器です(^∇^)
またこの時期には非侵襲性のレーザー治療器も登場します。(それまではレーザーといえば表面にダメージを与えるものでした)いわゆるレーザーフェイシャルです
(o^-‘)b
その代表格がジェネシスです。痛みがなく、しかし徐々に効果が確かに出てくる治療器は画期的でした。
2002年 サーマクール(サーメージュ社)登場。サーマクールはラジオ波(電流)を用いて皮膚の深い部分(真皮)のコラーゲンを熱変性させて収縮。タルミの改善が可能になりました。ただし弱点として強い痛みo(;△;)oがあったのですが、2006年サーマクールNXT・2009年サーマクールCPTと少しずつ改善しています。
2003年 ポラリス(シネロン社)ダイオード+ラジオ波でマイルドな引き締め効果
2003年 タイタン(CUTERA社)登場。近赤外線で真皮層を加熱しサーマクールと同等の効果を出せる唯一の光治療器です。特筆すべきは痛みがないことですタイタンXLに進化する事によって大幅な施術時間の短縮も達成されました。
ここまでおよそ
○皮膚ダメージが大きいが効果抜群 アブレーティブレーザー リサーフェシング(皮膚の入れ替え)
と
○ダメージが殆どなくて徐々に改善タイプ ノンアブレーティブ トリートメント
の二つをお話してきましたが・・・
2005年 フラクショナルレーザーという非常に画期的な治療器が登場します。フラクセル(Reliant社)です。
日本人にも肌の入れ替えが可能になったのです(^∇^)
つづきます。
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コスメディカルクリニック シンシア(美容外科)
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0355500567
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この記事を書いた人
シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹
日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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