美容皮膚科のウソつき症例写真

常々世界中の美容外科医、美容皮膚科医は患者様をだまそうと必死に策を練っています。

この写真ですが・・・（※仲がいい業者のパンフレットではありますし、効果がある治療ではあります。）

眉間のシワの術前術後写真です。

左の術前、シワのある写真はまぶたまで写っています。

まぶたのシワの寄り方と眉毛を寄せるための筋肉の収縮から、眉間に力を入れさせているのがわかります。

右の術後の写真はシワのアップだけ。

本当に効いているのかもしれませんが、よく見ると眉毛を寄せるための筋肉が収縮していません。

おそらくはまぶたが写っていたらリラックスして、まぶたにもシワが無い写真が写っていることでしょう。

それでは患者様（メニューを導入する医師にも）にアピールできないので範囲を絞って見せているわけです。

そしてウソを補強するためにそれっぽいシワ計測マシーンを使っているわけです。

大きなウソの中に小さな真実を混ぜるという手法はまさに詐欺師の常套手段。

美容外科、美容皮膚科業界は学会レベルでこれなんで本当にひどいものです。

僕の顔で再現するとこんな感じ

施術前

ちょっとシワっぽいですね

施術後

シワがなくなりました！！

なーんちゃって

(「・ω・)「 

施術前の写真はこれで

施術後の写真はこれです。

力込めているかいないかだけ。

アップの写真ではわからないわけです。

眉間の写真の術前術後の比較写真を撮るならこれくらいの範囲が写っていなければ全くの無意味だということです。

シンシアの症例写真は

○できるだけ望遠側のレンズを使い遠くから撮る

広角レンズの、特にアップは周辺が歪むので立体構造を比べるに値しない写真になります。

○必要な範囲を掲載する

○術前術後でフラッシュありなしを揃える

○患者さんの姿勢ができるだけわかるようにする。

某大手美容外科本院のフェイスリフトで”術後だけ仰向けで写真を撮られた”っていう笑い話ほんとにありますからね。たくさんの患者さまから直で聴いてます。まぁもちろん全部とはいいませんが。。

などなど・・・

美容皮膚科で本当にこだわっているところは、カラーチャートを患者様に貼り付けたりしていますが、立派だなぁと尊敬しています。（シンシアではそこまではやってません(*v.v)｡）

・・・というわけで美容外科・美容皮膚科はとてもウソ・ごまかしの多い業界で学会レベル・世界レベルであってもそれに変わりはありません。

一見立派な機械計測による比較ですらごまかしの手段であることも多いです。

患者さま自身も自分を護るため、いい治療に出会うため写真の見方にも気をつけていただければと思います。

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