シンシアドクター解説、医療脱毛コラム

ドクターによる医療脱毛コラム

2024.08.26

介護脱毛は必要?

 最近良く聞かれる脱毛で介護脱毛があります。40、50代とまだ介護される前の年代の間で徐々に広まりつつあります。
介護脱毛とはどんな脱毛? メリット・デメリットは? などについて、今回は説明していきたいと思います。

介護脱毛とは?

 介護脱毛は高齢化社会になり注目を集めている脱毛です。将来的に介護される立場になった場合のことを考えて行う脱毛になります。
脱毛していないからといって介護を受けられないわけではありませんが、介護する方・される方、両方にとってメリットは多いかと思います。

介護脱毛のメリット

肌トラブルに対応しやすい
 介護が必要な状況になると様々な肌トラブルが起きることが予想されます。
例えば褥瘡(床ずれ)、汗疹なども寝ている時間が長くなればなるほど発生頻度は高くなります。
その場合ムダ毛がないほうが肌を清潔に保ちやすく、治療もしやすいというメリットがあります。
臭い対策
 肌が汚れた状態になりますと、肌トラブル以外でも問題になることがあります。
その一つが臭いです。ムダ毛が多いと雑菌が繁殖しやすく臭いの原因となります。
脱毛を行いムダ毛がない状態のほうが介護する立場される立場、両方にとって快適になるかと思います。
排泄物対策
ムダ毛が多いと排泄物により毛が不潔になりやすくなります。
また拭き取るのも面倒だったり、時間がかかりやすくなります。それが原因で肌を痛めてしまう可能性も高くなります。
その点からも介護脱毛はメリットが多いと言えるでしょう。

介護脱毛する部位

 介護脱毛の場合、メインとなるのはいわゆるVIOといわれる部位です。
先ほどご説明しました通り、この部位でのトラブルが多いのも事実です。
まずはVIO脱毛を行い、余裕があれば他部位の脱毛を検討されるといいでしょう。

脱毛の注意点

 現在脱毛を行う場合は通常、レーザー脱毛がメインとなります。脱毛用のレーザーは黒い色に反応する性質があります。ですので白髪には反応しません。
将来的に介護脱毛を考えられている方であれば、白髪になる前にレーザー脱毛を受けるようにしてください。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?介護脱毛ですとメインはVIOになりますが、メリットはたくさんあります。
介護のしやすさ、または逆にされる時の恥ずかしさの軽減、または肌トラブル回避 等々。

 まだ介護されるのはかなり先で自分には関係ないと思われている方も多いと思います。
ただ体が問題なくても白髪だらけになった状態ですと、すでに脱毛するには手遅れということになってしまいます。
将来的なことを考えますと早めにレーザー脱毛をすることは様々なメリットがあると言えますので、ぜひ参考にしてみてください。

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