シンシアドクター解説、医療脱毛コラム

ドクターによる医療脱毛コラム

2024.02.22

アトピー肌でもレーザー脱毛を受けられる?施術できないケースは? 

アトピー肌のためレーザー脱毛を躊躇されている方も多いのではないでしょうか? アトピーだから無理だろうと思われてる方も? 今回はアトピー肌でもレーザー脱毛を受けられるかどうかについてご説明したいと思います。

基本的にアトピー肌でもレーザー脱毛は可能です

ただ、肌の状態によりますので必ず受けられるとは限りません。医師の診察により受けられるかどうか判断することになります。

レーザー脱毛はアトピー肌に適している

レーザー脱毛はメラニンに反応するレーザーを使用しています。それにより生じた熱により毛根にダメージを与え脱毛を可能にします。肌に強い刺激が加わることはないため、アトピー肌の方でも適切に調整したレーザー脱毛であれば施術を受けられる場合が多いです。

脱毛の回数が少なめ

脱毛の回数については箇所や個人差などにより変わりますが、大体5~8回の治療で効果を実感しやすいです。サロンなどの光脱毛ですと効果が弱い分、治療回数が多くなります。
アトピー肌の場合、症状の程度によっては長期間たくさんの回数での治療が受けられない可能性が高くなります。そのため治療回数の少ないレーザー脱毛が合っていると考えられます。

自己処理による肌への負担が減る

レーザー脱毛を受けると生える量が減り、生えるまでの時間も長くなります。自然に自己処理する回数時間も減っていきます。アトピー肌は肌が弱い状態ですので、自己処理では悪化させる可能性が高いですが、それを避けることが可能です。

医師による診察が受けられる

医療脱毛ですと医師が常勤しているため、もしもの時に診察を受けることも可能です。アトピーの状態により部分的に照射を避ける、問題ない箇所は通常通り照射するなど細かい指示も可能となります。アトピー肌は日によって状態が違いますのでこのような適切な判断の元にレーザー脱毛を受けることをお勧めします。

レーザー脱毛を受けられないケースは?

炎症が強く悪化している

アトピー部分の肌の炎症が強い、浸出液が出ている、肌が黒くなっているなどの症状がある場合、治療は残念ながら行えません。このような状態で施術しますと悪化させてしまう恐れがあります。症状が落ち着いてから医師の診察を受け施術できるかどうか判断してもらいましょう。

アトピー肌の方が普段しておくべきこと

保湿は多めに

アトピー肌の場合、肌のバリア機能が低下しています、刺激により悪化しやすいため、日常的に保湿は多めにしておきましょう。乾燥も良くないため油分の補給も行いましょう。

日焼けを避ける

通常の方でもそうですが日焼けは避けましょう。日焼けしていますと副作用の火傷の可能性が高くなります。それを避けるためには出力を弱めることとなり、肝心な脱毛効果も落ちてしまいます。日頃から日焼け止めを使用し、長袖や帽子をかぶり日焼け対策を行うようにしてください。

まとめ

アトピー肌の方でもレーザー脱毛を受けることはできますが、肌の状態が落ち着いていることが前提となります。ご自身では判断つかないケースも多いと思います。このことを考えますと医師が常勤している医療脱毛が望ましいです。

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