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麻酔について

当ページでは、当院で使用しているいろいろな種類の麻酔をご説明いたします。
それぞれの施術における麻酔に関しては、それぞれの施術ページをご覧ください。
※麻酔がどのようなものであっても、当日の運転やその他の危険が予測される行動はすることができませんのでご注意ください。

局所麻酔
(浸潤麻酔)

麻酔薬を注入することにより、注入された部分の痛みを軽減するやり方です。
この麻酔方法を行う場合、同時に止血効果を持たせることがほとんどです。
眼瞼における注射の麻酔や脂肪吸引におけるチューメセント法(tumescent法)が含まれます。
美容外科領域ではもっとも重要な麻酔法ですが、この麻酔方法単独では針の痛みや麻酔薬が入ってくる痛みがあるため、他の方法を併用することが多くなっています。

表面麻酔

一般的には、リドカイン(キシロカイン)入りのクリームを表皮に塗ること、あるいは麻酔薬入りの点眼薬やゼリーを粘膜面に塗ることで、痛みを緩和するものです。
表皮においては、場所により効果の出る時間とその強さが違います。
薄い皮膚(上眼瞼、下眼瞼など)では効果が非常に高く、塗って15分程度から効き始めます。
厚い皮膚では効果がでにくいこともあります。

吸入麻酔

笑気麻酔、セボフルレン、イソフルレンなど、気体を吸入することによって効果を得られる麻酔のことです。
シンシアでは笑気麻酔を使用しています。
笑気麻酔は、単独ではややフワッとした気持ちになり、ある程度以上の濃度で痛みの軽減作用が出てきます。

硬膜外麻酔

硬膜外麻酔は頻度は低いですが重篤かつ対応が困難な副作用が発生することがあるためクリニックにおける外来手術には向いていないと考えシンシアでは現在行っておりません。

静脈麻酔
(鎮静)

点滴から、鎮静薬(心が落ち着く薬)と鎮痛薬(痛みを緩和する薬)を注入し、苦痛を緩和する方法です。
麻酔薬の種類や量によって効果を調節することができます。
痛みが軽い手術で使用されます。

静脈麻酔
(TIVA変法)

静脈麻酔でも、使う薬剤や深度によっては完全に意識をなくし、苦痛を和らげることができます。
Total Intravenous Anesthesia(TIVA)という概念です。

※厳密には麻薬や筋弛緩薬を使うこともあるのですが、当院ではこれらを使わずに患者様の呼吸機能は残した状態で手術を行います。

全身麻酔

筋弛緩薬などの静脈薬や、吸入麻酔を使用して患者様の意識をなくし、また人工呼吸器によるサポートも必要な麻酔を指します。
この麻酔が必要な手術は当院では施行していません。大学病院などを紹介することになりますのでご相談ください。