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美容外科のカウンセリングってなんだろう

2012年07月09日

カウンセリングをしていてよく言われることなのですが、

“始めて顔を触られました”

とか

“こんなにいろんなことを話したの初めてです”

とか

“前のカウンセリングはお医者さんとは2分くらいでした”

とか・・・

美容外科のカウンセリングで陥りがちなのが、術式の説明だけに終始するというものです。

たとえば二重だったら

“その人がどんなまぶたの構造をしているのか”

を医師と患者様の間でしっかりと共有しすることで

始めてどういう風になれるのかを想像することができるのです。

そのうえで、術式の説明やリスクの説明があるべきなのに一番最初の大切な部分が完璧に抜け落ちていることが殆どなんです。

ベルトコンベアー式の美容外科に行くと

まず資格を持たないカウンセラーがカウンセリングをして

医師が術式とリスクを説明して(できるだけ高い手術をすすめられ)

カウンセラーがもう一度手術の値段を釣り上げて

手術

っていう流れになります。

本物の美容外科っていうのはそういうものではないです。

人は一人ひとり違うのですからカウンセラーが一番最初にカウンセリングをするっていうのはとんでもないことですし、カウンセリングの医師と実際に手術をする医師が違うというのもとんでもない話です。

美容外科というのはいわば、高級なスーツを仕立てるようなものです。

目的を聴いて


採寸をし


生地を選び、形を選択し


途中仮縫いを行い(これは美容外科では難しいですが・・・)


出来上がりを待つ

これが自分に最高の一着を仕上げるのに必要なプロセスです。

ベルトコンベヤー式の美容外科に行くということはユニクロで昨日入店したばかりのアルバイトの店員に

A体かAB体かだけ判断されてスーツを買うっていうのと変わりないです。

もちろんユニクロだって僕はよく行って買い物しますし、品質だってフィリピンの観光地で買うようなTシャツと違って一定レベルを保たれていることは知っています。

一日着ただけで壊れる使い捨てファストファッションが最近増えてもいますが・・・

が、そこで一生の買い物をすることはありません。

この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
お気軽にご相談ください。

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