ギリシャ国民投票　　

ギリシャのパパンドレウ首相がユーロの財政緊縮案に対して”国民投票”にかけるということを10月31日に宣言し大変なことになっています（笑）

大事な議案を国民投票にかけるというのは非常に重要なことであり

“パパンドレウよくやった(≡^∇^≡)”

と個人的には思います。

まぁお気楽借金脳のギリシャ人がまともな判断をするわけもなく、今まで積み上げてきたユーロの支援体制はもう完全にご破算ということになること間違いなしです。

EUの財政緊縮案も所詮、自国の銀行がギリシャから巻き上げて経営をしていたのが破たんするのを助けるのが主目的です。

ちょうど日本が住専で丸もうけしていた銀行たちに“公的資金”を入れて救済したのとおんなじような構図です。

ユーロの国々も日本のことをさんざん馬鹿にしていましたがより大きな痛みをより長く味わうことになるでしょう。

この事態がどんなことを引き起こすのか想像もつきませんが、リーマンブラザーズよりも大変なことになる可能性も大きく、とにかく日本にも影響が及ぶことも間違いないので僕も注視していかないと思わぬことになりかねないなぁと思っています。

まぁリーマンの時には日本は必要以上に割りを食ったので今回はそこまで割りをくらわないことを祈るばかりです。

とにもかくにも、今の事態は何に由来しているかというと

“金融工学”を駆使してお金を実際以上にあるように見せかけて顧客のモラルハザードを呼び起こし等身大以上の贅沢をさせ気づかれないように搾取してきた投資銀行とその仲間の皆さんの悪知恵です。もちろん騙される方も相応に悪いのですが・・・

今度こそ諸悪の根源である金融工学をもてあそぶ狡猾な金融マンが幅を利かせない等身大の社会が実現すればいいなぁと思います

(*v.v)｡

普通の銀行の方々が狡猾だと言っているわけではありませんので念のため・・・・