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【注目】埋没法で戻らない特別な糸?

2010年03月17日

最近同じ美容医療に携わる者として悲しい話を聞きました(´・ω・`)

シンシアに来てくれた患者さまなのですが、他の美容外科で埋没法のカウンセリングの際に

“うちの高いほうの手術の糸は特別だから二重が戻りません”

っていわれたそうです。

・・・・・・・・・

もう、呆れてものが言えません(´_`。)

その美容外科のホームページを確認して高い埋没法のメニューに載っている糸を見たのですがごく普通のただの糸にしか見えないです。

気をつけてください。

二重が戻らない糸は世の中に存在しません(`・ω・´)

ただし、二重が戻りにくい糸は存在します。その条件は・・・

シンシア~Sincerely Yours 銀座の美容外科・美容皮膚科
○ぶっといこと(`・ω・´)

その美容外科の手術後の患者様を抜糸してみると6-0という規格の太い糸を使っているので確かにその点では戻りにくいかもしれません。でも現在の埋没法のスタンダードは7-0か8-0という細い糸です。

この写真はシンシアのホームページ から持ってきたものですが1.6-0という糸で2.髪の毛よりも太い規格です。ちなみにそうそう手術操作でちぎれることが無いので初心者美容外科医師でも安心して扱えるシロモノです。

3.7-0でここからやっと髪の毛よりも細い糸といえるのです。

ちなみに針がついている4.の糸はシンシアのプレミアムクイックで使っている糸なのですが戻りにくいために使っているのではなくてまぶたのダメージを減らして腫れを減らす目的で使っています。

ちなみに、しこりになって大変なことになるので通常ありえませんが5-0とか3-0とか1-0なんかの極太(`・ω・´)の糸を使えば埋没法もほぼ戻らないようにできると思うのですが、いくらなんでもそんなことしてないですよねぇ・・・

○まぶたにすごく悪い糸を使う(x_x;)

通常埋没法にはナイロンなどのモノフィラメントという単一の繊維でできたツルっとした素材を使います。

しかしながらタコ糸や裁縫用の糸のような細い繊維が何本も束になって1本になっている糸が存在してこれを“より糸”とか“ブレード”とかいうのですがこれを埋没法で使うとまぶたの組織が嫌がって線維化を起こし二重が戻りにくい(ただしシコリ必発)という裏技があります。でもまともな発想でこれを使うわけがありません。

というわけで二重が戻らないという糸は世の中に存在していませんショック!

もし存在しているならシンシアだって使っています(当たり前)

存在しないからまじめな美容外科はそれぞれ腫れないことと、戻りにくさを追求しながら手術法を工夫しているんです。

そんな努力も全くしないで患者さまが知らないことをいいことに

“うちの糸は戻りません”

なんていう悪質なカウンセリングを行う美容外科が存在している事実・・・

僕は本当に悲しいのです(x_x;)

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この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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