- パールフラクショナル
パールフラクショナルVS Er:YAGフラクショナル
2010年02月22日
前回の解説ではパールフラクショナルと、ノンアブレーティブフラクショナルレーザー(フラクセル2、アファームマルチプレックス、モザイク、LUX1540)などとの違いを解説いたしました。
https://cosmedical.jp/drcynthia/4501
をご覧ください(^∇^)
今回は、アブレーティブフラクショナルレーザーのなかでEr:YAGレーザーを使用したフラクショナルレーザー
(ピクセル2940、LUX2940、プロフラクショナルなど)
との比較を行いますね(o^-‘)b
ノンアブレーティブフラクショナルレーザーにLUX1540というモノがありますが会社は同じで別の機械です。
ややこしいですね(;^_^A Er:YAGレーザーはもともとは、炭酸ガスレーザーと同じようにスキンリサーフェシング(※表面全体をうすーく削っていく治療法、効果は高い反面ダメージが大きすぎて日本人には適応不可能でした)。
特徴としては水分に強く吸収され蒸散作用がほぼ最強になっています。ところが凝固作用が殆どないため血管がある部分にはあまり向いていない(´・ω・`)ということなのです。
フラクショナルレーザーに使用する場合は出血リスクを避けるためあまり深くは入り込まない設計になっています。
フラクショナルレーザーというのはやはり血管の多い真皮層の深い部分まで治療して初めて意義がある治療法なのでそういう意味ではEr:YAGレーザーというのはそもそもフラクショナルレーザーに向いていないレーザーだと言わざるを得ないでしょう。
また、凝固が少ないということは周辺コラーゲンへの熱影響も少ないので、コラーゲンの収縮・増生の作用も少ないということがあげられます。
メリットももちろんありますよ
それは、創傷治癒がいいことなんです。(ダウンタイムも短め)
炭酸ガスレーザー系(Eco2などたくさんあります)
と
YSGGレーザー(特許の関係でパールフラクショナルだけ)
はしっかり穴をあけつつしかも凝固もでき出血をおさえるので深いところの治療がしっかりできるのです
フラクショナルレーザー治療というのはダウンタイムがある分効果が高い理論の機械が望ましいのは当然ですよね
そうしたら、
凝固能力があまりないEr:YAGレーザータイプ
(PIXEL2940、LUX2940、プロフラクショナルなど)
と
凝固能力も兼ね備えている炭酸ガスレーザー・YSGGレーザーのタイプ
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コスメディカルクリニック シンシア(美容外科)
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この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹
日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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