リストカット傷跡治療（レーザーとケナコルトA）　

リストカットの傷跡の治療は非常に困難が伴います(´・ω・`)

お写真の患者さまの場合、浅い傷が多数（写真を拡大しないと見えづらいです）と真皮損傷を伴うかなり深くリストカットした傷（写真で目立つ傷）が混在しています。

どうしてもリストカットの傷というのはこの患者さまのように数が多くなってしまう傾向にあります。

そうすると、時計などで隠すのが困難になってきます。

リストカット傷跡の治療方針としてまずは、この盛り上がった肥厚性瘢痕（ケロイドに似た傷跡）を落ち着けることが最優先になると考えられます。

この時僕の場合は外科的な治療は適応から外します。（また同様の膨らんだ傷になる可能性がありますので。）

異常に発達した血管が赤みとふくらみの一因となっていると考えられるので数あるレーザーの中でも血管の収縮作用のあるロングパルスYAGレーザー治療を行いました。

あとはステロイドの局所注入です。（ケナコルトAが発売中止になっていたのですが販売再開になりました）

ちなみにケナコルトAは副作用もありうる薬ですので理解している医師に処置してもらってください。

ケナコルトAについては花粉症の季節に解説している記事があるので読んでみてください

https://cosmedical.jp/drcynthia/3846

数回のロングパルスYAGレーザーと一回のケナコルトAの局所注入によるリストカット傷跡治療の途中経過です。

施術前に比べると明らかに良くなってきているのがわかると思います

もう少しがんばればさらに目立たなくなっていきそうです。

リストカットの傷跡のうち目立つものがほぼ平らになって赤みも取れてきたら、次はダーマローラー治療がいい適応になってくると思います。

なかなか気軽に相談というわけにもいかない分野でしょうが悩んでいる方がいらっしゃれば相談していただければと思います

コスメディカルクリニック　シンシア（美容外科）

http://www.cosmedical.jp

http://www.cynthia-facelift.jp （フェイスリフト専門サイト）

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0355500567

院長がお待ちしてます

美容のことお気軽にご相談くださいね(*^.^*)

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