【埋没挙筋法あるある】　挙筋が変形・糸が露出・肉芽形成

最近手術したモニター患者様のお写真。

手術していたら、左目のまぶたの奥の方に膿が溜まっている状態でした。
カウンセリング時に
”前回は他院で挙筋法で手術した”
と聴いていたので、

あ～これは挙筋法の糸が例によって露出してるんだな～
(´･ω･lll)

と思って膿を拭ってみると・・・

ビンゴ！！（嬉しくはない(´ｰωｰ｀)）

糸が露出し、炎症起こして膿は溜まってるし、肉芽（変な肉の盛り上がりのこと）ができ、挙筋は変形しているし・・・
まぁ、埋没の糸なんて露出していても眼球を傷つけることなんてめったにありませんが。

あーほんと挙筋法のなにが良いんだかさっぱりわからん
┐(￣ヘ￣）┌

挙筋法で糸が露出しやすい原因は簡単
○きつく縛りこまない（腫れを少なくするため）
のに
○挙筋側を大きく取り過ぎている（小さく取ると挙筋が切れてラインが甘くなる）
ので糸が埋まらない。
自分たちでも知ってるはずなんですけどねぇ・・・

きつく縛りこまないのは確かに技術が必要ではあるのですが、挙筋を皮膚のアンカリング相手として使用するどうしても

○糸の露出のリスクの上昇
○肉芽の形成リスク（瞼板法では肉芽形成はお目にかかることはまずありません。ただし瞼板”縁”法なんて気取っていると肉芽形成します）

があるので僕は世の中が”挙筋法でなければ下手な美容外科医”みたいな風潮のあった○○年くらい前にしばらく試しましたが辞めちゃいました
(*v.v)｡

ちなみにシンシアの埋没法専門サイトにシンシアのプレミアムクイックと挙筋法の似て非なる部分を解説していますので是非御覧ください
(‘-^*)/
http://www.eye-cynthia.com/

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