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【重い花粉症】 ケナコルト注射は1年に1度だけ提供しています。
2015年02月21日
世間では春が近づいてきて花粉症の薬の宣伝が目につくようになってきました。
僕は今のところ花粉症になっていませんが、花粉症もあんまり症状が強いと
○生活
○仕事
どちらのクウォリティも著しく下がります。
耳鼻科や内科ではそろそろ稼ぎ時といった感じですが、最近では耳鼻科の宝だったアレグラが薬局でアレグラFX(1か月分1886円)として売り出しになったので患者さんたちもあのとてつもない待ち時間を過ごす必要もなくなって(クリニック内・薬局でも)良くなったと思います。
基本的に薬をもらうだけなのに、
○わざわざクリニックにおもむいて
○すごく待って、
○診察は30秒くらいで
○さらに薬局で待つ
って時間のムダですからね。
しかも、劇的に効くかというとまぁ・・・ほどほどですよね、ほどほど
(´ーωー`)
本当に困っている人は脱感作なんかもするんでしょうが、大変だし・・・
というわけで毎年の告知のようなものですが
シンシアでは花粉症で本当に困っている人かつ、ケナコルトAの注射に関して副作用を理解しそのリスクよりも自分の症状が緩和されるメリットが大きいと理解している人にのみ1年に1度だけ
10800円で筋肉注射を行っています。
ご希望の方はご連絡ください。
劇的に症状が改善する方が殆どです。
ちなみにケナコルトAって耳鼻科で超絶悪者扱いされますが、美容外科・形成外科なんかでは肥厚性瘢痕(ケロイド)なんかで割と気軽に注射される薬です。
以下、2012年3月に書いた記事を再掲しておきます。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
今年も花粉症の季節です。
去年の夏の暑さは異常だったのですが最近は折々で雨が降って花粉を落とすせいか花粉症が大変という話題は少なめです。
しかしながら重度の花粉症の患者さんにとってはまさに死活問題です。
今年もスタッフの一人はしっかりと花粉症を発症し、毎日毎日ティッシュを勤務時間でひと箱消費する勢いです。
鼻をかむのもお肌がガビガビになるので、“鼻セレブ”とかの高級品を使うことになるのでティッシュ代だけで大変な額になるといっていました。
そもそも仕事にならないです(´・ω・`)
ってことで今年もケナコルトAの注射をお願いされてしまいました。
相変わらず効果は抜群でその日から別人のように元気になっていました。
(≡^∇^≡)
このスタッフは副作用らしい副作用はないとのことですが一応一年一度のお約束でここぞというときにやっています。
以下去年の引用
花粉症ではない僕でも目に異物感を感じるレベルです。(数年前にもこんな感じの年がありましたね)
シンシアにひどい花粉症のスタッフがいて、
○すべての耳鼻科からもらう薬が無効で
○普通の点滴や注射が無効で
○レーザー手術も2回もしたけど無効で・・・
はっきり行って耳鼻科に見捨てられているo(;△;)o
そういう状態のようです。
一日中ティッシュが離せず、鼻も痛いしティッシュ代も大変っていうレベルらしいです。
この時期はまともに接客もできない、つまりは社会生活が十分にできないレベルに達してしまう。
こういう患者様たちを日本の耳鼻科の先生たちはいわば見捨てているんですね(´・ω・`)
こんな状態の方たちにも効く薬があることはみ~んな知っているんです。
それはケナコルトAです。持続性のステロイドです。
耳鼻科学会不推奨のお薬です。
副作用もたくさんあって、持続性だけにその副作用が出るとなかなか抜けないという難点があります。
だからシンシアでは
ケナコルトの副作用<(花粉症で損なわれている自分の社会的価値+症状の辛さ)
と自分で考えて、副作用に関しては自分の責任で受け入れることができる患者様のみ一年に一度だけ10500円で注射しています。
すべての治療には副作用があるといっても過言ではないので医療の本質から離れていないと考えています。
副作用はコチラ をご覧ください。
【副作用】 以下の症状が現れた場合には適切な処置を行う 〈重大〉1)誘発感染症、感染症の増悪 2)続発性副腎皮質機能不全、糖尿病 3)消化性潰瘍、膵炎 4)精神変調、うつ状態、痙攣 5)骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨の骨頭無菌性壊死、ミオパシー 6)緑内障、後嚢白内障(連用:眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障)→定期的に検査 7)血栓症 8)アナフィラキシー様反応、喘息発作(アナフィラキシー様反応)→中止(気管支喘息患者で他の副腎皮質ホルモン薬投与で喘息発作増悪の報告) 〈その他〉1)内分泌(月経異常等) 2)消化器(下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進等) 3)精神神経(多幸症、不眠、頭痛、めまい等) 4)筋・骨格(筋肉痛、関節痛等) 5)投与部位〔関節腔内:(関節の不安定化)→中止(疼痛・腫脹・圧痛の増悪)〕(筋肉内又は皮内:組織の萎縮による陥没、色素沈着等) 6)脂質・蛋白質代謝(満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝等) 7)体液・電解質(浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス等) 8)眼(中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出等) 9)血液(白血球増多等) 10)皮膚(ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲弱化・脆弱化、脂肪織炎等) 11)その他(発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及び運動性の増減)
ケナコルトA
肩に筋肉注射脂肪を溶解させてしまう副作用があるので思い切り筋肉に打ち込みます。
今日昼過ぎに注射したこのスタッフは、クリニック終了前にはもう花粉症の症状が和らいでいます。
副作用は出るとしたらこれからですが、とりあえず辛い花粉症の症状が改善しとても喜んでいます
“こんなの始めて(*゚ー゚*)”とのことです。
普通の治療を一通り試し、それでも花粉症の症状の辛い方。そして
ケナコルトの副作用<(花粉症で損なわれている自分の社会的価値+症状の辛さ)
と思う方はご相談ください
この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹
日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
お気軽にご相談ください。
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