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170㎝93㎏ 腹部ベイザー+たるみ取り(w/ベリーボタン) 美容外科手術の限界

2013年12月09日

術前

今回のモニター患者様は170㎝93㎏31歳の女性です。
人生MAXは130㎏まで行ったことがあるとのことでした。
写真で見るとわかりますが相当ボリュームが大きいことと、たるみが極度の為、
通常の脂肪吸引が適応になりません。(ベイザーも含めて)
これだけたるみがあると生活の支障にもなってくるので皮膚の切除が必要になります。
日本人の場合腹部のたるみとりというと大体において臍下で皮膚を切り取れば何とかなることが多いのですが、
※参考 腹部たるみとりの3か月目の様子の写真
今回の患者様のレベルになってくると臍の下のタルミだけ取ってもあまり良くなりません。
そうすると

肋骨縁に一本、骨盤と恥骨の上を通る1本、計二本の大きな切開でたるみをとる

臍をくりぬいてすべてを下に降ろし、新たに上の皮膚に穴をあけて臍を移植するという
腹部たるみとり ベリーボタンありという二つの選択肢を強いられます。
二本の切開を行うのは技術的には単純なのですがともかく肋骨縁の傷がとてつもなく目立つという弱点があります。
一方 腹部たるみとり ベリーボタンありの方は脂肪層と筋膜層の間を広範囲に剥離しないといけないため手術及び術後管理が大変という弱点がありますが仕上がりの点では2本の切開よりも美しいという利点があります。
シンシアに来る前にいくつかのクリニックに相談したそうですが、
○手術自体が不可能
であったり、
○上下2本切りで300万円
という結果だったそうです。

今回シンシアではベリーボタンを併用したたるみとりと腹部のベイザーを行っています。


※同じ水着を着ています
お腹がかなりすっきりとしたのがわかると思います。

除去皮膚+脂肪
へそをくりぬくため縦に切開が入っています。なお定規の長さは16㎝。
皮膚は切り取ると縮むのですが実際には25㎝位の皮膚と脂肪を切り取ったことになります。

術前

術後半年

術前

術後半年

術前

術後半年
※手術部位は前だけなのですが大量に皮膚と脂肪を切除しているので後ろのタルミも幾分改善しています。
これは僕の予想を超えていました。

術後については相当大変です。
剥離範囲が広大なので術後1週間程度はドレーンがついていますし、人によっては傷がテンションに耐え切れず一部あいてしまうこともあります。
今回の患者様に関しては身長も大きく、吸引量も相当大きかったので通常のこの手術よりもより手術自体も術後も大変でしたが・・・


術後半年の傷の様子 

立位になると胸元からたるみがドーンと落ちてくるのでまだたるみが取れそうに見えるのですが仰向けになってみると皮膚がパツンパツンです。一部、傷が治りづらかった部分が垣間見えます。
これ以上皮膚を除去すると傷が閉まらないまさに限界でした。。

めったに日本でやられていない手術なのですが、真剣にお悩みの方はシンシアにご相談いただければと思います。
慎重に一緒に考えていきたいと思います。

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この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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