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スペインの国債7%と日露戦争の戦時債7%

2012年06月14日

スペイン10年債利回りが初の「危険水域」、急上昇で7%台に
2012年 06月 14日 18:48 JST
 ロイター

[ロンドン 14日 ロイター] トレードウェブのデータによると、スペインの期間10年の国債利回りが14日、前日から23.4ベーシスポイント(bp)上昇の7.01%となり、ユーロ導入後ではじめて、一般に「危険水域」とみなされる7%台に乗った。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは前日、ユーロ圏が決定したスペインの銀行向け支援により政府の財政状況が悪化すると指摘。スペイン国債の格付けを「A3」から「Baa3」へ3段階引き下げた。

まぁ、国債の利率といっても毎日かわるものではあるのであくまで参考程度ではあるのですが・・・

やっぱり7%というのはヨーロッパ諸国においては危険水域なんですよね。

自律的に返せない水準らしいです。(難しい経済理論があるらしい)

7%の国債の利率というのは日本が日露戦争の時に調達したときと大体おんなじです。

日露戦争で日本が調達した額はなんと・・・

20億円(当時の日本の一般会計の歳入が2.6億円)Σ(゚д゚;)

今で言ったら日本の一般会計歳入が90兆円くらいなのでイメージ的にはたった2年の戦争のために700兆円を借りたってことです。

これを貸したのは基本的にユダヤ資本です。ユダヤ人というのは自分が損する投資はしないのが基本なのでこれを借りることができたというのはすごいことです。

で、この戦時債ですが返すことができたのは・・・なんと1986年です。

80年かけて返済したのです。

ただし、世界史上この日露戦争が無ければ今でもほぼ間違いなく世界は白人支配のままだったと考えられます。

戦争が良いなんて全く思っていませんが、日本が1900年代初頭に世界史の表舞台に出て白人に勝利したことは有色人種の地位向上と意識向上に直結しています。

そういう意味では、意義のある歴史、そして意義ある借金、そしてそれを返済しきった日本という国に誇りを持つことは大事だと思います。

目を背ける必要はありません。

ちなみに日本がずっと7%の利率でユダヤに返し続けていたわけではなくて借り換え、借り換えを繰り返してとのことらしいですが詳細までは知りません(*v.v)。

スペインに話を戻すと、スペインの政府の2012年の総債務残高は8400億ユーロ(82兆円)。

歳入額は3800億ユーロ(38兆円)

日本と比べると全然大した額には見えないし、日露戦争の時に手を貸したユダヤ資本が健在ならチョチョイと何とかしてしまいそう(実際にはCDSのルール変更とかその辺がやってそうですが(笑))ではあるのでなんでこんなに悲観的になるのかは理解しづらいところです。

少し取り留めもなくなってきましたが、日本って国は2年で700兆円にもなるような借金をこさえてもきっちり返してきた国なんですから、頑張れば1000兆円の借金くらいどうって無いようにも思います。

それに日本円はハードカレンシーで信任も厚く、いざとなれば“自分で徳政令”みたいな大技をかますことができるのですから。(日本政府発行100兆円玉とか)

ホントは今がその大技をかますべき時だと思うんですけどね。

いつも“経済空想論”にお付き合いいただいてありがとうございます

(@・ω・@)

この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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