眼瞼下垂手術後の埋没法。

切開による眼瞼下垂の手術後で片目だけ埋没法希望の患者様がいらっしゃいました。

眼瞼下垂の手術を切開で受けているにもかかわらず片方は勝手に上のラインが出たとのことでそちらに合わせたくなったようです。

（眼瞼下垂の手術としては問題なくても二重の維持力としては強度の低い切開法でした。）

シンシアに来る前に挙筋法の埋没法で手術を受けていたらしいです。

腫れは少なかったらしいですが２か月で戻ってしまったようです。

概して眼瞼下垂手術後の埋没法というのは裏返したときに挙筋の状態が美しくない（縫い縮められているから）のでそこに糸をさらにかけることによって眼瞼下垂に悪さをしないか怖いので僕の場合はまずやりません。

というわけで前の糸を除去しながら瞼板にセミプレミアムクイックで手術をしました。

カウンセリングの時は腫れを気にしている風でしたが術後はそれほど腫れを気にしていなかったので前回の手術とおんなじくらいかあるいはもっと軽かったのかもしれません。

あとは、前回の手術が２か月で戻ってしまっているので今回もすぐに戻ってしまわないことを祈るばかりです。

ちなみにしっかりとした切開法をしてある場合、その上から埋没法をしても切開法に勝つことはできないのでお断りしています。やると変なラインがでて前より悪いということになりがちです。

（そもそも埋没法で何とかなるなら切開なんて必要ないですし）

まぁ、切って縫っているだけのなんちゃって切開法の場合は何とかなるかもしれないですが・・・