1. TOP
  2. ブログ一覧
  3. シンシア総院長ブログ~Sincerely Yours 銀座の美容外科・美容皮膚科
  4. 追加の報道を待っているのですが・・・
  • ブログ

追加の報道を待っているのですが・・・

2010年05月23日

この事件のことを触れるのは少し勇気がいるのですが・・・

僕から見ると謎が多いので触れさせていただきます。

謎1  女性の自宅には子宮収縮剤の錠剤や使用後の陣痛誘発剤のパックが残っていた。

    流産した胎児も保管していた

なにか怖いものを感じます。これほど疑って証拠品を残すくらいなら自宅で得体のしれない錠剤を飲んだりや陣痛誘発剤の点滴を受けるのでしょうかねぇ。しかも医療のプロフェッショナルのナースが・・・

ビタミン剤なんて病棟にいくらでもあるので見慣れているでしょうし、逆に子宮収縮薬なんてみたこともないくらいで怪しくなかったんですかねぇ・・・

妊娠6週目で母体も胎児も健康だったとありますが胎児の健康状態なんてわかるモノなのでしょうか。

健康なのに薬飲んだんですか?

ちなみに6週ごろに自然流産する胎児は遺伝子検査をするとかなりの確率で染色体異常がみられるそうです。自然流産だった可能性も警察は調べないといけないですね。

謎2  本当にこのお医者さんは子宮収縮薬で流産させることができると思ったのか・・・

通常の子宮収縮薬くらいでは流産をさせるのは難しいようです。むしろきちんと調べればミフェプリストン(+ミソプロストール併用)という内服で流産させる薬剤があるんですよね。通常日本では処方されていないので輸入が必要です。でも、女性が堕胎後に病院で診察を受けた際、治療で使うため処方された子宮収縮剤が小林容疑者から受け取った薬と同じだったことから偽装が判明。ということからこの薬を使ってはいないようです。

なお、この先生が逮捕前日に報道ステーションに突撃インタビューされているところを見ましたが、表情的には“えっ?何それ?”という感じでした。取り調べでも否認しているようです。

どうもしっくりこないこの事件なのですが、

○真実ならとんでもないことですし

○真実でないのなら社会的に抹殺されてしまったこの医師を何とか救う必要があると思います。

報道の姿勢としてやりっぱなしというのはよくないです。

事件のその後を報告する・・・

そのことで

○新たな事件が発生するのを防ぐ

○冤罪で傷を負った人を救う

ということができると思うのです。

この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
お気軽にご相談ください。

■カテゴリ一覧

■カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
24時間AI相談