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★64 32歳女性 脂肪吸引3回+CRF2回 全身美しく

2019年06月23日

今回のモニター患者様は32歳の女性です。

163cm63kg 未経産

もともとバッグインプラントが入った状態でしたが、これが心の負担になってきたこともありこれを除去して自分の脂肪の置き換えることをご希望になりました。
かなり大柄なので何回かに分けての脂肪吸引となっています。
①右大腿臀部膝周り+下腿ベイザー脂肪吸引+CRFバスト
②左大腿臀部膝周り+下腿ベイザー脂肪吸引
③上腕・ワキ前後+肩甲骨上+下背+腰ベイザー脂肪吸引+CRFバスト
4回目腹部もご希望でしたが満足してしまったのか手術は行わないことになりました。
(※今回はご来院が術後2ヶ月で最後になったのでそこまでの報告となります。バストはこの写真より幾分小さくなる可能性もありますが、吸引部は更にキレイになります)
00インプラント除去前
バッグインプラント除去前
01術前
バッグインプラント除去後 CRF術前
長く入っていたバッグインプラント(11年間CMC240cc)だったのでを除去した状態を見ると肋骨が変形しバストの形も変形しています。
これはエコーで正しく診断することはできません。
正しい術前状態を把握するためにはバッグインプラント除去と脂肪注入は別日にやらなくてはいけません。
07術後2ヶ月
術後
バッグインプラントが入っていた頃よりもはるかに自然でキレイなバストになっています。
ワキ前の脂肪を吸引していることもあってバストが際立つ結果ともなっています。
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バッグインプラント除去とCRF注入を一回で行うデメリットとメリットを今一度まとめると・・・
同時手術のデメリット
①バッグインプラント除去をするだけで局所に負担がかかり、生着のためのパワーが回復にとられる。
②バッグインプラント除去による内出血のリスクがあります。特に脇のアプローチの際には手術中にしっかり止血しても後出血が起こることがあります。強い内出血が除去関係で見られたら脂肪の生着は絶望的。
③バッグインプラント除去のアプローチのために当然剥離します。
ワキの場合はバストの外上側1/4程度剥離します。剥離した部分には当然脂肪は入れられません。なぜならバッグインプラントが入っていたスペース(カプセル)内は血流がゼロです。そこに剥離範囲を通って脂肪が入り込めば良くて“壊死”悪くて“感染”が起こります。
なお乳輪切開でも乳房下切開では剥離範囲が小さいですが同じ理由で傷の近くには脂肪を入れることはできません。そして乳房下切開と乳輪切開は東洋人では傷が目立つのでオススメできません。(性行為の時に丸見えになります。)
④バッグインプラントが長期間入っている場合多少なりとも肋骨変形(バッグの形に肋骨が凹む)が見られます。
手術を同時に行う場合この肋骨の状態の評価ができません。
バッグを除去するのと同時に行う場合は麻酔というボリュームが入ってしまったり手術中とはいえ腫れがでてくるので正しいボリューム評価ができません。
⑤同時に手術を行う場合、患者様のバッグインプラント除去後の立位での見た目や脂肪分布を確認しないことになります。
バッグインプラントが入っていない患者様で術前診察をしないで手術を行うのとほぼ同じレベルの雑な術前評価で手術をすることになります。
⑥バッグインプラントをしまう被膜(カプセル)が拘縮していた場合、手術直後はカプセルが盛り上がるくらいしっかりと残っています。拘縮していなくても痩せた患者様では無視できないボリュームです。
このカプセルの残骸のボリュームは1から2ヶ月でほぼなくなります。
同時手術を行うと、脂肪を入れた後に変形が起こってくるので脂肪が同時にひきつれて来るリスクがあります。
⑦上でも少し言いましたがバッグインプラントのカプセル内の血流はゼロでそこに入った脂肪はすべて壊死します。
脂肪注入を行うときにはいくつかの層に分けて注入していきますがカプセルがしっかり残っている状態ではそれをよけながら行わなくてはならず手術の品質が落ちます。また、完璧に避けて注入することは100%不可能です。
カプセル内を洗浄しても術後、剥離部位や注入時の穴を通してカプセル内に脂肪が入り込むことを否定することはできません。
同時手術のメリットも一応あるので述べておきます。
①痛いのが一回で済む
②麻酔などが一回で済むので価格は2回よりは安く済む。(クリニックの価格差のほうが大きいと思いますが・・・)
③途中バストが小さい期間が少なくて済む
これが患者さまのメリット
④手術をわけないことで必ず豊胸手術の料金を取れる。(途中で気が変わることを許さない)
⑤バッグインプラント除去のような“儲からない”手術で手術室を埋めるのは機会損失
これがクリニックのメリット
クリニックの経営を考えたら1回でやったほうがはるかにいいのですが、患者さんから考えたらどうですか?
除去と注入の同時手術がベストだと思えますか?
おんなじ先生が1回で手術をしてくれるのと2回に分けてくれるのと最終的にどちらがいい結果になりそうですか?
痛いのは一回で済ませましょうなんて優しいふりをしているけどクリニックの功利主義だと僕は思います。
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02術前
術前
09術後2ヶ月
術後
別人レベルの美しさ。
バストのための脂肪採取だけが目的ではなく、吸引部もキレイにするという信念を持って行わないと一見してキレイなボディの達成は不可能です。
この方の場合ワキの前後から胸郭の横の余分な脂肪を減らしていることで
”細身でバストがある”
という状態にしています。
03術前
術前
08術後2ヶ月
術後
04術前
術前
05術後
術後
IMG_1270.jpg
術前
セルライトの凹凸が強かったのも・・・
06術後
術後
悪化させずに細く。
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シンシアでバストの脂肪注入はベイザーとコンデンスリッチファット併用です。
更にアキーセルを使うことでより生着率の向上が期待できるようになりました。
○低出力・長時間ベイザーで脂肪吸引することによって脂肪細胞の活性を保ったまま、きめの細かいシコリになりづらい状態で脂肪を確保できる。
○ベイザーで吸引された脂肪はきめが細かい為、注入先で一つ一つの脂肪細胞がもともとあった組織や血流に触れることが可能になり生き残りやすい
○コンデンスリッチファットを使用することによって、注入に不要なボリュームを入れる必要がなくなるので注入部位の圧力が高くなりにくいので血流が保たれ生着率が上がる
などのメリットが大きいのです。
 
○アキーセルは細かい前後運動により細い吸引管の小さな孔から脂肪を採取できるのでベイザーで分解しきれなかった脂肪も細かい状態で採取できる。
またシンシアのバスト脂肪注入は
脂肪吸引料金にオプション料金という形でいただいているので値段が明瞭です。
例えば・・・
大腿臀部膝周りベイザー脂肪吸引    900,000円
上腕脇後ろ~肩甲骨上ベイザー脂肪吸引 400,000円
コンデンスリッチファット豊胸 +600,000円
麻酔               50,000円
アキーセル使用(オプション) +100,000円
※2019年3月時点予告なく価格は変更する場合があります。
脂肪吸引あっての脂肪注入です。吸引部位をより美しくするためにもベイザー・アキーセルがお勧めです。
あっちから少し、こっちから少し・・・は基本的にオススメいたしません。
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シンシアのCRFバストの専門ページはコチラ
https://cynthia-liposuction.jp/crf/crf.php
下半身太りなのにバストが小さいなどのお悩みはお気軽にシンシアにご相談ください
(o^-‘)b
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コスメディカルクリニック シンシア
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この記事を書いた人

シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹

日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
お気軽にご相談ください。

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