- 目の若返り(クマ・たるみ等)
★345 26歳女性 経結膜脱脂術+マイクロCRF(目の下・中顔面)めちゃ美人出てきました!
2022年06月15日
今回のモニター患者さまは26歳の女性です。
顔立ちを美しくしたくて目元と鼻の手術をご希望にてご来院。
鼻はそれほど低いわけでも無いので、プロテーゼという異物を入れる前に自分の持っているものだけで美しくなる
○経結膜脱脂術+マイクロCRF(目の下・中顔面)
を行いました。
なお、鼻やバスト、アゴなど全てにおいてシリコンプロテーゼは体にとって異物なので”将来的な入れ替え”や年をとったら諦めて除去するというのが待っているのでできるだけやらずに済ませたほうが良いというのが僕の意見です。
おでこや、ほうれい線などあまり一般的で無いものに関しては更にそうです。
周りの組織が衰えてくると浮き上がってくるんですよね・・・
術前
せっかく目が大きいのですが、目袋(眼窩脂肪の眼窩外への脱出)によって涙袋が埋もれていることと、中顔面がベッコリと凹んでいることによって、ほうれい線は殆どないのになんか老けて見えるという状態です。
今回の患者さまの美しさが減少している原因は
1.眼窩脂肪が眼窩外へ脱出し(眼窩脂肪ヘルニア状態)
2.目袋の下と中顔面の皮下脂肪が衰え(もともと足りない)
の二種類の別々の脂肪の破綻状態のコラボなので、それを治療するのが・・・
1(眼窩脂肪の破綻).に対して行う治療 経結膜脱脂術→眼窩脂肪が脱出できない状態まで減らす
2(皮下脂肪の破綻).に対して行う治療 マイクロCRF→皮下脂肪の衰えを改善させる
なのです。
●眼窩脂肪が問題となっている部位(皮膚が(めちゃ薄い下まぶた)にマイクロCRFやらナノリッチファットやらを入れる
※すべての脂肪注入は皮下脂肪を作る治療です。
●皮下脂肪が痩せて問題となっているところに眼窩脂肪を連れてきて凹みを改善させるとか言っちゃうハムラ(裏ハムラ)=眼窩脂肪ヘルニア固定術
などはもともとの解剖を完全に無視した自然な美しさにつながらない、そして経時的に破綻する
やってはいけない治療
となります。
繰り返しになりますが
眼窩脂肪の問題に対する治療は眼窩脂肪の治療(経結膜脱脂術)
皮下脂肪の問題に対する治療は脂肪注入(マイクロCRFもナノリッチも質が高いだけで脂肪注入の一種です)
というのが唯一自然な解剖に則した、美しく経時的な破綻の無い治療となります。
間が長くなったので
術前
術後2ヶ月
涙袋がなくなって中顔面のガタガタ感がなくなったことで一つの塊感(きれいな球面に入ること)が出ると美しくなる上に、ほうれい線まで浅くなったように見えます。(実際浅くなることも多い)
下まぶたの皮膚は薄いのでこのように透けて黒いのは当たり前ですが、この解剖学的に正しい状態になっていれば・・・
術後2ヶ月メイクあり
メイクをのせると無敵の美しさになります。
一般的に涙袋からオトガイ(写真見せられませんがめちゃくちゃ顔全体が美しくなっています。)までの一体感こそが美しさの根源です。
術前
術後2ヶ月
術前(フラッシュあり)
術後2ヶ月(フラッシュあり)
目袋がなくなると鼻が高くなったように見えます。
特に斜め顔と横顔では埋もれていた鼻が出てくることで顕著に効果が現れます。
ここまで顔全体の印象として美しくなっていれば、鼻の手術をしなくても良いという選択肢も出てきます。
人工物に頼らずに自分の力だけで(しかも皮膚を切らずに)できるだけ美しくなるというのはとても重要な考え方だと思います。
その先に必要だったら切る手術があって、更にその先に人工物を入れるという選択肢があると僕は思います。
その順番を間違えると人工的で自然でない、将来崩れる顔になりかねないというのは覚えておいてほしいところです。
まぁ・・・埋没法のナイロン糸くらいは許してほしいところですが
(^_^;)
以下ダウンタイム
手術直後
眠そうです。
術後1週間
o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
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この記事を書いた人
シンシア総院長 / 銀座院 院長 又吉 秀樹
日本美容外科学会専門医 慶應義塾大学医学部出身 目の下のクマ、フェイスリフト、ベイザー脂肪吸引、コンデンスリッチファット(CRF)豊胸などが専門。
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