【蒙古ひだと目袋と骨の関係】★282　29歳女性　経結膜脱脂術+マイクロCRF　

今回のモニター患者さまは29歳の女性です。

 

2010年から通ってくださっているありがたい患者様です。

今回”目元を美しくしたい””目元を若々しくしたい”とのことで

 

○経結膜脱脂術+マイクロCRF（目の下・中顔面）

を行いました。

 

術前

術後2ヶ月

目袋が完全になくなってスッキリ美しい印象になりました・・・

もちろん中顔面の高さアップも効いています(*^^*)

 

ちなみに・・・

これが6年前のお写真。

6年前よりも術後の今のほうが美しいですね。

目袋（すなわち眼窩脂肪が骨を乗り越えて前に出てきている状態）というのは美しさにとって”絶対悪”なんです。

たとえ10代でも気がついたときにやったほうがいいです。

とにかく出てきたら負け。

術前

術後2ヶ月

 

今回は蒙古ひだと骨の位置と目袋の位置が面白かったので解説します。

術前

青：眼窩を構成する骨の縁です。目の下の骨を自分で触ってみてください。骨の縁は涙袋の真裏くらいです。意外と高い位置なんです。

 

黄：眼窩脂肪の脱出範囲（目袋）

を見ると分かる通り骨よりも下まで眼窩脂肪が張り出しています。

緑の線が蒙古ひだとそれに派生する突っ張りです。個々の部分の厚みが強い方なので眼窩脂肪のはみだしに押し出されています。

術後2ヶ月

目袋に蒙古ひだが押されなくなったことでスッキリとしています。

 

蒙古ひだのない人

つまりこういうこと

眼球が動くために、皮膚が突然薄くなって、皮下脂肪が突然いなくなる位置に段差ができることは美しさや若さにとって全く悪いことではありません。

これが段差になるかならないかは”ホリが深いか深くないか”に概ね依存します。

 

一方蒙古ひだがある人は・・・

蒙古ひだが硬く分厚い上に、突っ張っているので段差の位置が変わります。（緑線）

 

 

蒙古ひだがやや強い人の例

術前

 

 

術後　涙袋もくっきりで美人度アップですが

蒙古ひだの部分は皮膚が厚く突っ張っているので緑の部分が段差になることがあります。

骨とは必ずしも一致しません。

赤線のうち実線部分は蒙古ひだがあろうとなかろうと段差になることがある部分。

破線部分は蒙古ひだがなければ段差になったかもしれない部分です。

 

この部分を理解している美容外科医師は殆どいないのでこの記事に辿り着いた人は殆どの美容外科医師よりも目の下について詳しくなっていると言えます

(o^-‘)b

 

※だから凹ませてはイケないなどと云って適当に眼窩脂肪を取り残して結果が出せない、あるいはすぐに再発させたり、皮膚の薄いところに脂肪注入してボコボコにしたりしてるんです。

 

 

今回の患者様に戻ります。

術前

術後2ヶ月

くっきりした横顔ヾ(＠^▽^＠)ﾉ

鼻も高くなったように見えるのは目袋がなくなったことによるコントラストです！

 

 

以下ダウンタイム

手術直後

術後1週間

 

 

目の下の手術は、ボッタクリの上に知識がなくて皮膚の薄い部分に脂肪注入した挙げ句ボコボコにしているクリニックが多い分野です。

本質的な美しさを追求しているシンシアに迷わずご相談ください(o^-‘)b

 

 

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