美容外科医が教えてくれない　目袋と眼球の動き（視線）の秘密

目の下の目袋・・・

これがあるとどんなに美しい人であっても目元の美しさはなくなってしまいます。

 

そもそも、この目袋は何かというと

 

眼窩を構成する骨よりも決して前にでてきてはいけない眼窩脂肪が骨よりも前にでてきてしまっている状態の事を指します。

自分の目の下の骨の縁を触ってみてください。

骨の縁は涙袋の直下ですね。（青い線）

その下のブヨブヨ（目袋）はすべて骨の裏にあるべき眼窩脂肪が骨を乗り越えて骨の前にでているのです。

要するに、解剖学的に正しい位置からはみ出しているということ。

 

もっと言ってしまえばヘルニアです。

 

目元にはみ出し（ヘルニア）があったら美しく無いに決まっています。

眼窩脂肪は眼窩（目の入れ物）に完璧に収まっているときにのみ美しいのです。

 

そしてこの眼窩脂肪ですが眼球の動きによって大いに影響を受けます。

例えば・・・

上を見ると・・・

眼窩脂肪が眼窩内から引きずり出されて目袋が巨大化します。

 

・・・ということは皆さんスマホで自撮りをしていると思いますが、

 

自撮りで小顔に見せるコツは少し上にスマホを構えてちょっと上目遣いになるように撮る

 

ですよね。

でもこれって目袋が巨大化するんです。

だからアプリ無しで自分を撮れない人続出してるんです（笑）

 

・・・で眼球を下に向ける（伏し目にする）と

眼窩脂肪が眼窩内に引きずり込まれて目袋は目立たなくなります。

その代わりシワがある人はありのままのシワがでます。（※経結膜脱脂術をすると伏し目にしたときと同じくらいのシワは出ます）

写真のかたはまだ若くてシワ有りません。

 

しかしながらスマホを下に構えて写真を撮ると顔が巨大化します。

 

 

そしたら、アプリ無しの自撮りで美しく撮るためにはどうしたら良いんだー

っていうと

これです。

笑うしか無い。

 

笑うと頬が上がって涙袋と骨の間が狭まり、筋肉が収縮することによってコルセットになるので軽い眼窩脂肪脱出（ヘルニア状態）は改善するんです。

 

つまり目袋がある人が可愛く自分を撮ろうと思ったら、ニコパチかアプリです。

 

あるいはシンシアで経結膜脱脂術

 

 

 

なお

眼球を左に向けたり右に向けたりすると・・・

目袋の位置はガンガン動きます。

 

つまり・・・

顔最大の弱点である目袋は眼球を動かすたびにガンガン動くのでめちゃめちゃ目立っているのです。

 

これを解決するためには、眼窩脂肪がどんなとき（視線をどこに向けようとも）にも骨の前に来てはイケないのです。

それを達成するのは唯一

 

ガッチリ眼窩脂肪を除去する経結膜脱脂術

（膨らみに合わせてちょうど取るとかいうのはニセモノ）

 

です。

なぜ膨らみに合わせてちょうど取るのがニセモノかというと、

①正面視でちょうどでもちょっと上目遣いにになると目袋が出るからです。

②眼窩脂肪は年とともに増える

などなど・・・

 

ましてハムラ（裏ハムラ）なんて眼窩脂肪を引きずり出して骨の前に固定する術式なんですから、そもそも不自然な解剖学的位置を無理やり作っているといって過言では有りません。

言い換えれば

ハムラ=眼窩脂肪ヘルニア（目袋）作成及び固定術

です。

悲惨なのは年を取るごとに眼窩脂肪は膨らみますから、骨の前に固定した眼窩脂肪も巨大化して目袋が悪化するんですよね（笑）

うまいといわれるドクターがやった裏ハムラは時間が経ってから眼球動かすと超不自然な位置で眼窩脂肪がグリングリン動いています。

 

 

 

今日は、症例報告ではなくて目の下の美しさを阻害する目袋の豆知識についてお話しました。

 

目周りのお悩みは、迷わずシンシアにご相談ください。

本質を重視した適切な治療を行っています(*^^*)

 

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