シンシアドクター解説、医療脱毛コラム

ドクターによる医療脱毛コラム

2024.09.13

レーザー脱毛の作用機序(メカニズム)

 医療レーザー脱毛は黒い色に反応する専用のレーザーを使用した脱毛方法です。
よくエステでは光脱毛などと聞かれることも多いかと思いますが、エネルギーが弱く脱毛効果はかなり劣ります。
それに対し医療レーザー脱毛は、毛を生やす組織を破壊するのに十分なエネルギーがあるため、効果が得られるということです。

黒い毛に反応するレーザー

 先ほどご説明しました通り、レーザー脱毛で使用しているレーザーは黒い色(メラニン)に反応するレーザーになります。
メラニンに反応すると熱を発し、それが毛根まで届き組織を破壊します。
 メラニンの黒さのみに反応するため、他の組織に影響をおよぼさないのが特徴の1つになります。これにより安全に脱毛が行えるわけです。

脱毛効果と毛周期

 毛周期とは毛が生えたり抜けたりするサイクルのことです。成長期、退行期、休止期を繰り返しています。
目に見えている毛は成長期のみになり、皮膚の下には休止期の毛が多く隠れています。
ですのでレーザー脱毛はそのサイクルに合わせて定期的な再照射が必要となり、また繰り返すことにより脱毛効果が上がることになります。

副作用リスク

 レーザー脱毛の副作用・リスクは痛み、発赤、火傷などになります。
 痛みに関しては毛の量が多い、密集している、日焼けした肌などこれらの要素が強くなればなるほど強くなる傾向があります。
 赤みに関しては毛に熱がこもり、皮膚の温度が上がることで一時的に見られます。


 火傷一番の原因は日焼けした肌です。通常色が白い状態ですとレーザー光は黒い毛のみに反応しますが、日焼けしているとそこにもレーザーが反応して熱がこもり、火傷の原因となります。
レーザー脱毛をお考えの方は日焼けには十分注意しましょう

 そもそもレーザー脱毛による副作用の発症率はかなり低いです。ただ、万が一何かトラブルがあった場合もクリニックであればすぐに対応することが可能です。
 コスメディカルクリニックシンシアでは最新式のレーザー脱毛機、スプレンダーXを使用しております。
治療時間の短縮、脱毛効果UP、副作用の発症率低下など非常に高性能なレーザーとなっております。
レーザー脱毛をお考えの方はぜひ当院までご連絡ください。

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